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千国街道に立つ火の見櫓@小谷村大網 [火の見櫓(北安曇郡)]

このエントリーは
まちづくり・・・安曇野暮らし」に過去アップされた記事の転載です。

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今年になってから仕事の用で幾度か小谷村の大網を訪れています。
千国街道の糸魚川から数えて3番目の宿場がこの大網。
2012.08.01.4.JPG
現在の糸魚川と信州を結ぶ国道158号は姫川沿いを走っていますが、
昔の街道は川べりからかなり上がった場所を通過していたのですね。
2012.08.01.6.JPG
名峰、雨飾山に見守られるようにして佇む大網の集落は、
姫川温泉などのある姫川沿いから一段も二段も上がった高地に拓けた、
日本昔話に登場しそうな静かな山里です。

で、村の中心にある鎮守の神様の境内に立つ、火の見櫓。
2012.08.01.1.JPG
規模は小さめで、けっこう錆も入っていますが
なんとなく味わいがあります。
こういう山里はこれくらいの大きさのものが似合いますね。
2012.08.01.2.JPG
2012.08.01.3.JPG
屋根は避雷針などなく、雪対策だと思いますがけっこう尖っていますね。
やはりこういう部分は地域性が現れます。

小谷村は全国有数の豪雪地帯。
なかでも大網は半端でない雪の量を誇って(?)います。
2012.08.01.5.JPG
この写真は同じ火の見櫓を今年の2月に撮影したもの。
今回撮影した上の写真と見比べると、積雪のすごさが分かろうというもの。
あとちょっとでハシゴを使わなくても見張り台に登れそうな感じですが、
やはりこれはスリーシーズン用の火の見櫓、って印象が強いです。
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