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半鐘は不滅です [火の見櫓(岐阜県)]

高山シリーズ、もうひとつネタを忘れていました。

岐阜県高山市、八幡町の火の見櫓、、、ではなく
ごくふつうのまちなかに建つ消防団詰所。
2013.02.25.hanshou1.JPG
2階建てのまだ新しい建物の右隅、
シャッター出入口の脇に半鐘が吊り下げられています。
画像左側にあるのはホース干し塔ですね。
2013.02.25.hanshou2.JPG
以前、ここに建っていた火の見櫓のものでしょうか?

ヒアリングをしていないので事実は分かりませんが、
だとすれば、櫓はなくなっても半鐘だけはやはり、、、
ということになったのかもしれません。
2013.02.25.hanshou3.JPG
2013.02.25.hanshou4.JPG
あるいは町でも村でもよくみかける、
低層の梯子型などにある半鐘と同じ用途で
使われていたタイプのものかもしれません。

消防団詰所も高山市街地の建物として
当然ながら都市景観に配慮した外観にされてますね。
アルミサッシの露出を抑えた木製の格子や
シャッターの戸袋を羽目板で上手に覆っています。
ホース干し塔が普通の電柱柱同等なのは、、、まあ、仕方ないですかね。

ところで高山市では、秋葉様のお社を市内のあちこちで見かけます。
2013.02.25.hanshou5.JPG
2013.02.25.hanshou6.JPG
神社の境内摂社として祀られているのは安曇野でも多いですが、
高山市も過去にはかなり大火などに苦しめられた歴史があるようで、
またそうした大火の際にも秋葉様だけは類焼を免れたこともあったらしく、
火伏せの神様として秋葉様が各町内で強い信仰を集めたのだそうです。

現代では観光イベントとして行われている「スタンプラリー」にも
秋葉様は協賛(?)していて、各所の秋葉様の祠脇にスタンプセットが
据え付けられています。
2013.02.25.hanshou7.jpg
火伏せ以外でも秋葉様はお忙しくなっているようですね。

(撮影日:2012年3月18日)


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