昭和初期の凛々しい子たち [狛犬・寺社(新潟県)]
十日町市四日町新田の十二社。
前エントリーの祇園社から程近い場所に鎮座。
由緒書きがないため、御祭神その他は不明。
十二社は全国各地にあって、十日町近辺にも何社もあるようですが、
それぞれに祭神も異なっているみたいで、よく分かりません。
参道入口の鳥居がまだ新しいのは
先代は平成16年10月23日の中越大震災で倒壊し、
翌年に再建されたものだそうです。
昨夏、福島に取材に出向いた際も
東日本大震災によって倒壊した鳥居の様子を何箇所も目にしましたが、
鳥居はその形状から、やはり被災の影響が出やすいものなのでしょうね。
拝殿前の狛犬。
昭和19年12月3日建立。
どことなく岡崎の匂いを感じなくもないですが、
シンプルな印象ながらもどことなく凛々しさも感じられます。
建立年の頃は太平洋戦争の真っ只中で
経済的にも相当厳しい時代であっただろうと思います。
この時期に建立されている狛犬となると、たいていの場合
武運長久、出征兵士の無事を願ってのものであることが多く、
おそらくこの子たちも、残された家族の思いがこめられて
建立されたのかもしれませんね。
(撮影日:2013年6月9日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
前エントリーの祇園社から程近い場所に鎮座。
由緒書きがないため、御祭神その他は不明。
十二社は全国各地にあって、十日町近辺にも何社もあるようですが、
それぞれに祭神も異なっているみたいで、よく分かりません。
参道入口の鳥居がまだ新しいのは
先代は平成16年10月23日の中越大震災で倒壊し、
翌年に再建されたものだそうです。
昨夏、福島に取材に出向いた際も
東日本大震災によって倒壊した鳥居の様子を何箇所も目にしましたが、
鳥居はその形状から、やはり被災の影響が出やすいものなのでしょうね。
拝殿前の狛犬。
昭和19年12月3日建立。
どことなく岡崎の匂いを感じなくもないですが、
シンプルな印象ながらもどことなく凛々しさも感じられます。
建立年の頃は太平洋戦争の真っ只中で
経済的にも相当厳しい時代であっただろうと思います。
この時期に建立されている狛犬となると、たいていの場合
武運長久、出征兵士の無事を願ってのものであることが多く、
おそらくこの子たちも、残された家族の思いがこめられて
建立されたのかもしれませんね。
(撮影日:2013年6月9日)
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