高台に立つ津波警報塔 [火の見櫓(岩手県)]
大船渡市大船渡町笹崎、津波警報塔。
火の見櫓の代用とか、役場庁舎や消防署の屋上にあるのとかではなく、
正真正銘、それとして設置された専用の警報塔です。
市街の一角、高台にある加茂神社の境内に立っていて、
狛犬とのコラボする姿を見ることが出来ます。
岡崎現代型の狛犬もまた海の方向に視線を向けています。
3.11をこの場にいてじっと見つめ続けていたのでしょう。
この津波警報塔は昭和35年に発生したチリ地震大津波を受けて建立されたもので、
津波での犠牲者53名、被災家屋1480棟、損害額約80億円という被災状況を踏まえ、
一周年の昭和36年5月24日に建立されたものです。
足元にある碑文には、
「その惨禍を想起し 今後における不測の事態に備えるため
全国よりの義援金の一部をもって津波警報塔を建てる
誓ってかかる災いを繰り返すまじとの祈りをこめて」
とありました。
高台から見下ろす町のいま。
そしてすっかり野原のような状態の海岸近くの市街地へ下りて、
津波警報塔のあるほうを見返してみました。
きっとあの日も、サイレンがけたたましく鳴り響いていたことでしょう。
(撮影日:2013年8月13日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
火の見櫓の代用とか、役場庁舎や消防署の屋上にあるのとかではなく、
正真正銘、それとして設置された専用の警報塔です。
市街の一角、高台にある加茂神社の境内に立っていて、
狛犬とのコラボする姿を見ることが出来ます。
岡崎現代型の狛犬もまた海の方向に視線を向けています。
3.11をこの場にいてじっと見つめ続けていたのでしょう。
この津波警報塔は昭和35年に発生したチリ地震大津波を受けて建立されたもので、
津波での犠牲者53名、被災家屋1480棟、損害額約80億円という被災状況を踏まえ、
一周年の昭和36年5月24日に建立されたものです。
足元にある碑文には、
「その惨禍を想起し 今後における不測の事態に備えるため
全国よりの義援金の一部をもって津波警報塔を建てる
誓ってかかる災いを繰り返すまじとの祈りをこめて」
とありました。
高台から見下ろす町のいま。
そしてすっかり野原のような状態の海岸近くの市街地へ下りて、
津波警報塔のあるほうを見返してみました。
きっとあの日も、サイレンがけたたましく鳴り響いていたことでしょう。
(撮影日:2013年8月13日)
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