遠野郷八幡宮 [狛犬・寺社(岩手県)]
遠野市松崎町白岩、遠野郷八幡宮。
遠野市一円ではもっとも大きい神社といえるでしょう。
ご祭神は、八幡宮ですから
誉田別尊
ほか、
大国主神
事代主神
少名彦神
御年神
同社HPによれば、創建は定かではないですが、
文治5年(1189)に平泉の藤原氏追討に従軍して功があり、
源頼朝から遠野郷を賜った阿曽沼広綱が宇夫方広房を代官として送り、
松崎村駒木に「舘」を築いて氏神であった八幡神をまつって遠野郷を統治。
その後、阿曽沼親綱が横田城を築き、城の鬼門である東北の方角に
八幡宮を勧請して崇敬したのが始まりとされています。
(以下、割愛)
境内正面の駐車場に見られるのは二の鳥居。
長い参道を歩いて三の鳥居をくぐり抜けると、左右に広大な馬場へと出ます。
直線でなんと220メートル。
今年も9月15日に遠野南部流鏑馬が開催されたようですが、
いつか生で鑑賞したいものです。
さらに続く参道を歩くと、朱塗りの立派な拝殿前に出ますが、
その前に狛犬が二対。
手前に石造の岡崎現代型。
平成4(1992)年9月吉日建立。
そして石段の前には陶器製の狛犬一対。
昭和4(1929)年9月15日建立。
平野瓦工場。
狛犬作者:沼田三次郎。
左官工:山陰清次郎。
作者の沼田三次郎という人は現在も遠野市内で営まれている
沼田製瓦工場という会社の創業者のようで、
そちらのHP内のブログに三次郎氏の詳細が記されています。
(沼田製瓦工場HPブログ)
遠野オリジナルの陶器狛犬。
整った凛々しい姿をしています。
拝殿向拝の色鮮やかな狛犬。
本殿と境内社。
摂社の稲荷社には小さな狛犬がいます。
広島みたいな玉乗り狛犬。
神殿の小型の玉乗りタイプは、以前に福島県の川原田天満宮で見かけました。
今見返してみると、けっこうデザインが似ています。
単なる偶然とも思えないので、同族(?)なのかもしれませんね。
境内の一角に、鬼瓦が展示されていました。
東日本大震災まで拝殿の屋根に使われていたもので、
金属屋根に葺き替えになったことを受けて下ろされたものだそうです。
社紋は向鳩。
八幡宮らしいですね。
遠野郷八幡宮HP
(撮影日:2013年8月13日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
遠野市一円ではもっとも大きい神社といえるでしょう。
ご祭神は、八幡宮ですから
誉田別尊
ほか、
大国主神
事代主神
少名彦神
御年神
同社HPによれば、創建は定かではないですが、
文治5年(1189)に平泉の藤原氏追討に従軍して功があり、
源頼朝から遠野郷を賜った阿曽沼広綱が宇夫方広房を代官として送り、
松崎村駒木に「舘」を築いて氏神であった八幡神をまつって遠野郷を統治。
その後、阿曽沼親綱が横田城を築き、城の鬼門である東北の方角に
八幡宮を勧請して崇敬したのが始まりとされています。
(以下、割愛)
境内正面の駐車場に見られるのは二の鳥居。
長い参道を歩いて三の鳥居をくぐり抜けると、左右に広大な馬場へと出ます。
直線でなんと220メートル。
今年も9月15日に遠野南部流鏑馬が開催されたようですが、
いつか生で鑑賞したいものです。
さらに続く参道を歩くと、朱塗りの立派な拝殿前に出ますが、
その前に狛犬が二対。
手前に石造の岡崎現代型。
平成4(1992)年9月吉日建立。
そして石段の前には陶器製の狛犬一対。
昭和4(1929)年9月15日建立。
平野瓦工場。
狛犬作者:沼田三次郎。
左官工:山陰清次郎。
作者の沼田三次郎という人は現在も遠野市内で営まれている
沼田製瓦工場という会社の創業者のようで、
そちらのHP内のブログに三次郎氏の詳細が記されています。
(沼田製瓦工場HPブログ)
遠野オリジナルの陶器狛犬。
整った凛々しい姿をしています。
拝殿向拝の色鮮やかな狛犬。
本殿と境内社。
摂社の稲荷社には小さな狛犬がいます。
広島みたいな玉乗り狛犬。
神殿の小型の玉乗りタイプは、以前に福島県の川原田天満宮で見かけました。
今見返してみると、けっこうデザインが似ています。
単なる偶然とも思えないので、同族(?)なのかもしれませんね。
境内の一角に、鬼瓦が展示されていました。
東日本大震災まで拝殿の屋根に使われていたもので、
金属屋根に葺き替えになったことを受けて下ろされたものだそうです。
社紋は向鳩。
八幡宮らしいですね。
遠野郷八幡宮HP
(撮影日:2013年8月13日)
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