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都会の真ん中で隠居した狛犬 [狛犬・寺社(東京都)]

東京都千代田区神田駿河台、太田姫稲荷神社。
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中央線水道橋駅から南へ徒歩数分という、都会のど真ん中。
江戸城の鬼門に当たる位置に鎮座しています。
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詳しい由緒は境内の由緒書きを読んでいただくとして↓
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かいつまんで言えば、
太田道灌が姫君の疱瘡の病平癒を山城の国の一口神社に祈願し、
無事に姫の病が癒えたことから同社を江戸城内本丸に勧請。
その後、長禄元年(1457)には鬼門に移し、
さらに慶長11年(1606)に幕府により江戸城西丸の鬼門にあたる
神田駿河台へと遷座。
そして近代に入り、昭和6年(1931)に総武線建設のために移転を余儀なくされ、
今の境内が在る場所に再び遷座、現在に至るということのようですが、、、
、、、あまりかいつまんでいませんでしたね。

今回は時間の都合で行きませんでしたが、
元宮は御茶ノ水駅の聖橋口付近にあったそうで、
いまもご神木が傍らに残されているそうです。

で、数ある都内の神社の中でここ選んで訪れたのは
こんな子達の情報を得たので。
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建立年がハッキリしない、構え獅子。
しかも、けっこう小ぶりで、且つすでに現役引退されているような雰囲気。

もちろん境内には居るので聖域守護の役割は務めているかもしれませんが、
端っこに追いやられ、しかも吽形は顔面の破損と修復の跡も痛々しく、
これはやはり大震災や空襲などに被災したということなのでしょうか。
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こういう高層ビルの林立する大都会の一角に
凛として鎮座する緑の樹木が茂る神社は、
まさに都会の中のオアシスのような存在なのでしょうね。
月並みな表現で申し訳ないですが。。。
2014.04.13.ootahime11.JPG
2014.04.13.ootahime10.JPG

(撮影日:2014年4月13日)


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