杉の巨木と居並ぶはじめ狛犬 [狛犬・寺社(下伊那郡)]
下伊那郡根羽村、八柱神社。
長野県神社庁の由緒によれば、
『創建は不詳。明治40年、村内2つの村社と7つの無格社を同年10月遷座し、
41年1月15日に合祀。明治40年より7年目毎に七年祭と称し、
東西南北中央の5ヶ所より山車、獅子舞い、廻り太鼓、おどり等出て行われる。』
とあります。
七年祭りは近年過疎化と高齢化で祭り存続が危ぶまれていたようですが、
最新の平成21(2009)年の祭りでは、若いIターン者なども多数参加するなど、
盛り上がりを見せたとローカル紙が記事を出しています。
同社は村役場から国道153号を豊田市方面へ走ると
集落の終わるあたりで右手の山側に鎮座しています。
参道入口脇に、村有形文化財指定の馬頭観音立像。
三面の馬頭観音を直接目にするのは自分は初めてです。
国道沿いから石段を上がると神橋と一の鳥居。
そして杉木立に囲まれた長い石段。
境内は段々になっており、中ほどと上段の一角には
村の天然記念物に指定されている杉の巨木が2本並び立っています。
根羽村は村の基幹産業として材木としての杉の生産出荷に熱心に取り組んでいます。
かくいう自分もじつは自邸は根羽杉を全材木のうちの8割以上の部位で使っており、
まさに同社のある根羽村は我が家のふるさとといったところ。
この巨木は杉の村のシンボルツリーといってもいい雰囲気ですね。
表参道以外に車で上って来る道もいちおうあるようで、
手水舎はそちら側に用意されていました。
境内最上段、拝殿。
本殿。
境内社。
ご祭神は社名で分かるように、八柱の神様。
正哉吾勝々速日天忍穂耳命
天穂日命
活津日子根命
天日子根命
熊野久須毘命
多紀里比売命
狭依比売命
多紀律比売命 以上、長野県神社庁HPより。
じつは本殿の正面に神殿狛犬が存在するのですが、
本殿正面は壁に囲われており、拝殿側からしか望めません。
撮影しようにも遠いし暗いしで、ろくな画像になりませんでした。
ので、ここでの掲載は割愛します。
向拝にいた狛犬たちはこんな感じ。
さて、メインの狛犬たちはこちら。
建立年代不明のはじめちゃん。
表情や全体的なデザインが同地方でよく見かけるはじめタイプの類型で、
同日に取材で訪れた神社で類似型の子達との出会いがありました。
前掛けとふんどし(腰巻?)をしています。
前掛けは時折見かけたりしますが、腰巻というのは自分は
見かけた記憶があまりないです。
で、どうしても気になってしまったので、不謹慎かとも思いつつ、
ついつい腰巻をチラッと捲ってみたのですが、、、
えーと、いちおう吽形にはなくて、阿形にはありました。
この子達の作者は雌雄を考えて作ったということですね。
いちおう証拠画像も撮っていますが、同ブログはレイティングを設けていないので
ここに掲載することは止めておきます。(って、なんのこっちゃ?)
表情ははじめちゃんのご多分に漏れず獅子のイメージとは程遠いもの。
やはり犬のそれに近いものをイメージして作成されたのでしょうか。
平べったく角ばった感じですが、愛嬌がありますね。
上から眺めると後ろ足が豚さんのような印象w
素朴さが売りのはじめちゃんとしては、
まさに絵に描いたようなデザインで良作でした。
(撮影日:2014年5月4日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
長野県神社庁の由緒によれば、
『創建は不詳。明治40年、村内2つの村社と7つの無格社を同年10月遷座し、
41年1月15日に合祀。明治40年より7年目毎に七年祭と称し、
東西南北中央の5ヶ所より山車、獅子舞い、廻り太鼓、おどり等出て行われる。』
とあります。
七年祭りは近年過疎化と高齢化で祭り存続が危ぶまれていたようですが、
最新の平成21(2009)年の祭りでは、若いIターン者なども多数参加するなど、
盛り上がりを見せたとローカル紙が記事を出しています。
同社は村役場から国道153号を豊田市方面へ走ると
集落の終わるあたりで右手の山側に鎮座しています。
参道入口脇に、村有形文化財指定の馬頭観音立像。
三面の馬頭観音を直接目にするのは自分は初めてです。
国道沿いから石段を上がると神橋と一の鳥居。
そして杉木立に囲まれた長い石段。
境内は段々になっており、中ほどと上段の一角には
村の天然記念物に指定されている杉の巨木が2本並び立っています。
根羽村は村の基幹産業として材木としての杉の生産出荷に熱心に取り組んでいます。
かくいう自分もじつは自邸は根羽杉を全材木のうちの8割以上の部位で使っており、
まさに同社のある根羽村は我が家のふるさとといったところ。
この巨木は杉の村のシンボルツリーといってもいい雰囲気ですね。
表参道以外に車で上って来る道もいちおうあるようで、
手水舎はそちら側に用意されていました。
境内最上段、拝殿。
本殿。
境内社。
ご祭神は社名で分かるように、八柱の神様。
正哉吾勝々速日天忍穂耳命
天穂日命
活津日子根命
天日子根命
熊野久須毘命
多紀里比売命
狭依比売命
多紀律比売命 以上、長野県神社庁HPより。
じつは本殿の正面に神殿狛犬が存在するのですが、
本殿正面は壁に囲われており、拝殿側からしか望めません。
撮影しようにも遠いし暗いしで、ろくな画像になりませんでした。
ので、ここでの掲載は割愛します。
向拝にいた狛犬たちはこんな感じ。
さて、メインの狛犬たちはこちら。
建立年代不明のはじめちゃん。
表情や全体的なデザインが同地方でよく見かけるはじめタイプの類型で、
同日に取材で訪れた神社で類似型の子達との出会いがありました。
前掛けとふんどし(腰巻?)をしています。
前掛けは時折見かけたりしますが、腰巻というのは自分は
見かけた記憶があまりないです。
で、どうしても気になってしまったので、不謹慎かとも思いつつ、
ついつい腰巻をチラッと捲ってみたのですが、、、
えーと、いちおう吽形にはなくて、阿形にはありました。
この子達の作者は雌雄を考えて作ったということですね。
いちおう証拠画像も撮っていますが、同ブログはレイティングを設けていないので
ここに掲載することは止めておきます。(って、なんのこっちゃ?)
表情ははじめちゃんのご多分に漏れず獅子のイメージとは程遠いもの。
やはり犬のそれに近いものをイメージして作成されたのでしょうか。
平べったく角ばった感じですが、愛嬌がありますね。
上から眺めると後ろ足が豚さんのような印象w
素朴さが売りのはじめちゃんとしては、
まさに絵に描いたようなデザインで良作でした。
(撮影日:2014年5月4日)
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