長い参道の先に居るは狛犬ならぬお犬様? [狛犬・寺社(下伊那郡)]
下伊那郡阿智村伍和寺尾、伊賀良神社。
阿智村の中心エリアで国道153号から県道64号に入り、
しばらく走ると伍和地域に入りますが、
そこから県道を離れて西側の村道を迷いながら走ると
伊賀良神社の参道入口に到着します。
すでに山間部の森林帯に入っていますが、
参道入口は整備された駐車場に公衆トイレも用意されていて、
地域にとって大切にされている神社であることが伺えます。
一の鳥居。
その脇に案内板があり、
社殿までの距離を示す看板が出ていたのですが。
その距離を見て、歩いて行くのを断念。
村の天然記念物指定とされる参道並木だけ写真におさめ、
あとは行けるところまで参道に並行する車道を使い車で移動。
時間がじゅうぶんあれば徒歩参詣したんですけどね、いやホントに。
ちなみに奥宮へはこの前宮からさらに数百メートル、
山道を歩いていった先の尾根上にあるそうです。
舗装道路は前宮の少し手前で終了となっており、
ここから二の鳥居をくぐって徒歩で社殿前に。
途中、根っこが繋がった夫婦桧がありました。
不思議な自然の姿ですね。
拝殿。
神楽殿(?)。
由緒書きに拠れば、
『創建は享禄年間(1528~31)に領主下条伊豆守(7代家氏)が勧請したことに拠り、
伊賀良神社の社号は寛政9(1797)年頃に神祇管領長上吉田(卜部)家から
下付されたと見られている』そうです。
で、狛犬は拝殿前に一対。
寛延2(1749)年建立。
石工は森谷要右門の文字が台座にかすかに読み取れます。
ここまで見てきた根羽村や平谷村のはじめちゃんたちともいささか異なる、
というか、ふつうに山犬ではないかと思われます。
円丈師匠はオオカミであると断言しているようですね。
厳つさとは無縁な柔和な表情。
阿形は舌をペロッと出しているような感じ。
この子達に限らずの話ですが、こういう子たちの制作の経緯のような
文献や口伝の残っていないのが残念ですね。
まあそのぶんいろんな想像を巡らせる楽しみがあるわけですが。
なんにしても、こういう辿りつくのに苦労する山中の神社ははじめちゃんにお似合いで、
情報調べて探して、ようやく直接目にした時は感慨ひとしおです。
(撮影日:2014年5月4日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
阿智村の中心エリアで国道153号から県道64号に入り、
しばらく走ると伍和地域に入りますが、
そこから県道を離れて西側の村道を迷いながら走ると
伊賀良神社の参道入口に到着します。
すでに山間部の森林帯に入っていますが、
参道入口は整備された駐車場に公衆トイレも用意されていて、
地域にとって大切にされている神社であることが伺えます。
一の鳥居。
その脇に案内板があり、
社殿までの距離を示す看板が出ていたのですが。
その距離を見て、歩いて行くのを断念。
村の天然記念物指定とされる参道並木だけ写真におさめ、
あとは行けるところまで参道に並行する車道を使い車で移動。
時間がじゅうぶんあれば徒歩参詣したんですけどね、いやホントに。
ちなみに奥宮へはこの前宮からさらに数百メートル、
山道を歩いていった先の尾根上にあるそうです。
舗装道路は前宮の少し手前で終了となっており、
ここから二の鳥居をくぐって徒歩で社殿前に。
途中、根っこが繋がった夫婦桧がありました。
不思議な自然の姿ですね。
拝殿。
神楽殿(?)。
由緒書きに拠れば、
『創建は享禄年間(1528~31)に領主下条伊豆守(7代家氏)が勧請したことに拠り、
伊賀良神社の社号は寛政9(1797)年頃に神祇管領長上吉田(卜部)家から
下付されたと見られている』そうです。
で、狛犬は拝殿前に一対。
寛延2(1749)年建立。
石工は森谷要右門の文字が台座にかすかに読み取れます。
ここまで見てきた根羽村や平谷村のはじめちゃんたちともいささか異なる、
というか、ふつうに山犬ではないかと思われます。
円丈師匠はオオカミであると断言しているようですね。
厳つさとは無縁な柔和な表情。
阿形は舌をペロッと出しているような感じ。
この子達に限らずの話ですが、こういう子たちの制作の経緯のような
文献や口伝の残っていないのが残念ですね。
まあそのぶんいろんな想像を巡らせる楽しみがあるわけですが。
なんにしても、こういう辿りつくのに苦労する山中の神社ははじめちゃんにお似合いで、
情報調べて探して、ようやく直接目にした時は感慨ひとしおです。
(撮影日:2014年5月4日)
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