松本平随一の天神様 [狛犬・寺社(松本市)]
長野県松本市深志、深志神社。
神社の由緒によると、
暦応2年(1339)9月9日、信濃国司小笠原貞宗公による創建と伝えられています。
諏訪大社より分霊を受けて「宮村明神」と通称。
永正元年(1504)小笠原氏は、深志城(松本城)を築き移るに及び産土神と尊敬し、
社殿を西面に直し城の巽の鎮護神としました。
以下、由緒書きをご参照下さいませ。
社殿が西面しているということで、参道も西側より進入となります。
一の鳥居を抜けてすぐ朱塗りの二の鳥居。
そのすぐ手前に狛犬が一対います。
享和元(1801)辛酉年2月23日建立。
松本市内では古い部類に入る狛犬だと思います。
台座にあれやこれやと文字が多く刻まれているのですが、
享和元年に建立された後、台座などが崩れたかなにかのようで、
その後明治32(1899)年4月25日に再建立し、
さらに昭和27(1952)年5月27日に再々建立となった模様。
阿吽が左右反対なんです。
理由はよく分かりません。
何度か台座の据え換えなど行っているようですから、
元は縦置きだったものを横置きにすることになって、
その際に首振りの都合から横置きとしたのでしょうか。
現在の向かって右側にいる吽形にのみ角がある様子から見ても、
再建の折に反転させたと考える説に一定の根拠を与えています。
が、真実は定かではありませんので、あくまで勝手な推測です。
表情は悪戯っぽさがある一方で厳つさはないので親しみが持てます。
尾は浪速のデザインを連想させますね。
明るい朱塗りの手水舎。
社名は深志ですが、ご祭神が天神様なので、、、
牛。
こちらは木製の牛。
恵比寿殿。
神楽殿。
舞台庫。
拝殿。
本殿。
手前から八坂神社、天満宮、宮村宮。
拝殿前にも狛犬が一対います。
昭和3(1928)年6月25日建立。
縣社昇格記念による奉献のようです。
体格がけっこう大型の子なんですが、
顔も比例してけっこうデカく、しかもけっこう人面顔。
ハッキリした犬歯があったりするわけですが、
こんな面長の子達は他で見かけたことがないです。
上下にひしゃげて横長になった顔なら見たことありますが。
尾は渦巻状ですが、再度は足座に絡んでいます。
社殿に隣接して社務所と梅風閣という式場ホールが建ち並んでいます。
松本市内で最も有名で大きな神社のひとつですからね。
Jリーグ松本山雅の新年度参拝の神社でもあります。
南参道入口付近には境内社が集まっています。
深志神社。
すぐ東隣にまつもと市民芸術館があるなど、市街地の真っ只中にあり、
周辺地区は古くからの民家が建ち並ぶ狭い路地街となっているので
初めての人だと道が分かりづらいかもしれない場所。
でも神苑はゆったりしていて明るく開放的で、素敵な神社です。
(撮影日:2014年5月10日)
より大きな地図で 狛犬(長野県松本市) を表示
神社の由緒によると、
暦応2年(1339)9月9日、信濃国司小笠原貞宗公による創建と伝えられています。
諏訪大社より分霊を受けて「宮村明神」と通称。
永正元年(1504)小笠原氏は、深志城(松本城)を築き移るに及び産土神と尊敬し、
社殿を西面に直し城の巽の鎮護神としました。
以下、由緒書きをご参照下さいませ。
社殿が西面しているということで、参道も西側より進入となります。
一の鳥居を抜けてすぐ朱塗りの二の鳥居。
そのすぐ手前に狛犬が一対います。
享和元(1801)辛酉年2月23日建立。
松本市内では古い部類に入る狛犬だと思います。
台座にあれやこれやと文字が多く刻まれているのですが、
享和元年に建立された後、台座などが崩れたかなにかのようで、
その後明治32(1899)年4月25日に再建立し、
さらに昭和27(1952)年5月27日に再々建立となった模様。
阿吽が左右反対なんです。
理由はよく分かりません。
何度か台座の据え換えなど行っているようですから、
元は縦置きだったものを横置きにすることになって、
その際に首振りの都合から横置きとしたのでしょうか。
現在の向かって右側にいる吽形にのみ角がある様子から見ても、
再建の折に反転させたと考える説に一定の根拠を与えています。
が、真実は定かではありませんので、あくまで勝手な推測です。
表情は悪戯っぽさがある一方で厳つさはないので親しみが持てます。
尾は浪速のデザインを連想させますね。
明るい朱塗りの手水舎。
社名は深志ですが、ご祭神が天神様なので、、、
牛。
こちらは木製の牛。
恵比寿殿。
神楽殿。
舞台庫。
拝殿。
本殿。
手前から八坂神社、天満宮、宮村宮。
拝殿前にも狛犬が一対います。
昭和3(1928)年6月25日建立。
縣社昇格記念による奉献のようです。
体格がけっこう大型の子なんですが、
顔も比例してけっこうデカく、しかもけっこう人面顔。
ハッキリした犬歯があったりするわけですが、
こんな面長の子達は他で見かけたことがないです。
上下にひしゃげて横長になった顔なら見たことありますが。
尾は渦巻状ですが、再度は足座に絡んでいます。
社殿に隣接して社務所と梅風閣という式場ホールが建ち並んでいます。
松本市内で最も有名で大きな神社のひとつですからね。
Jリーグ松本山雅の新年度参拝の神社でもあります。
南参道入口付近には境内社が集まっています。
深志神社。
すぐ東隣にまつもと市民芸術館があるなど、市街地の真っ只中にあり、
周辺地区は古くからの民家が建ち並ぶ狭い路地街となっているので
初めての人だと道が分かりづらいかもしれない場所。
でも神苑はゆったりしていて明るく開放的で、素敵な神社です。
(撮影日:2014年5月10日)
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