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講座「火の見櫓っておもしろい アップグレード版」参加しました [その他]

本日夕方、カフェバロの第14回ミニミニ講座開催ということで、
「火の見櫓っておもしろい アップグレード版」に参加してきました。
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講師はご存知火の見櫓師匠の「透明タペストリー」U1教授。

同タイトルの前回講座から約3年近く。
今年に入って新聞やラジオ、テレビなどへの露出が一気に増え、
火の見やぐらの啓蒙活動がいっそう活発になってきた教授ですが、
当然3年の間に各地の火の見やぐらを取材して仕込んだ新ネタも数多く。
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講座の内容はこれまでのおさらい的な内容も踏まえつつ、
新ネタを程よくちりばめた充実の内容で、予定時間をオーバーするかたちで
大いに楽しめた講座となりました。

特に今回は受講者として、かつて父親が鉄工所の社長で
数多くの火の見やぐらを手がけていたという方(Oさん)がご来場。
昭和30年頃に建設された火の見やぐらの設計図など貴重なものを持ち込んで下さり、
教授の解説を交えつつゲストみんなで火の見ヤグラー垂涎の一級資料を拝見したのでした。

じつは塩尻市在住のOさんとは先月に一度すでにお会いしていまして、
その際にお父様の火の見やぐら建設に関わった際の資料などを拝見し、
建設当時のことなど貴重な話を取材することが出来たのでした。

今回、U1教授の講座開催を聞きつけて資料持参でご参加頂いたわけですが、
本当に希少価値の高い資料(図面、建設当時の写真など)で、
文化財保護的な視点からも大変有効なものでしょう。
このような貴重な資料に行き逢えた素敵な出会いに感謝感謝。

Oさんご自身は鉄工業とは異なる事業の経営をされていますが、
残された貴重な資料を整理して自主的に冊子にまとめあげており、
制作したその冊子の資料も本当に素晴らしいものでした。

火の見やぐら自体は各地で風前の灯を点しているといった現状ですが、
そんな危機的状況から思いもよらない出会いが生まれたのは奇妙なものですが、
こうした小さな繋がりが火の見やぐら保全にいい効果が生まれることを
ささやかながら期待するものです、ハイ。

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設計図、もちろんすべて手書きです。
しかもドラフターなどというハイカラなものなど使わず、
お父様がコタツテーブルやちゃぶ台の上に紙を置いて画を描いていたそうです。
素敵です。
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