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山村集落の低層やぐら [火の見櫓(東筑摩郡)]

長野県東筑摩郡筑北村、坂井大野田の火の見やぐら。
2014.08.01.oonoda3.JPG
筑北村が誕生する前は坂井村だった土地の山裾の集落、大野田地区。
JR篠ノ井線の冠着駅からほどなくの場所。
そのこじんまりした集落の入口あたりに火の見やぐらは立っていました。

もともとこのやぐらが目当てで取材に出かけたのではなくて
依頼を受けて古民家の物件調査に同行したことで発見したもの。
で、その対象の古民家というのが上の画像の背景に映っている御宅。

つまりこの古民家を購入して入居すると
毎日玄関先に立つ火の見やぐらを眺めながら生活出来るというわけですよ。
2014.08.01.oonoda1.JPG
玄関開けたら2分でごはん、、、じゃなく、2秒でやぐらですよ。
火の見ヤグラーにとって垂涎のお買い得物件ではないですか。

低層なので間近に居ても全景を目に出来ますね。

そのやぐら、ホントに低層で、
ぱっと見だと通常のタワーの上半分をぶった切って据え直したような印象です。
2014.08.01.oonoda4.JPG
半鐘はしっかりしたものがついてます。

2014.08.01.oonoda2.JPG
足元はいちおう一面のみアーチになっていますね。

集落のなかでは標高の低い土地に立っているわけですが、
高層の建物があるわけでもなく、半鐘の響きには
さほど影響はないと判断されたのでしょうか。
あるいは山間に音色がこだまして響くのでこれで十分ということなのかも。
2014.08.01.oonoda5.JPG

(撮影日:2014年8月1日)


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