坂上田村麻呂伝説の神社 [狛犬・寺社(安曇野市)]
安曇野市穂高、狐島の白狐神社。
ご祭神は倉稲魂命ということで、稲荷社なわけですが、
お稲荷さんにつきものの、神使としてのキツネさんは姿が見えません。
同地区の地名である狐島のキツネとは、
かつて戦国時代に領地を接している豪族たちの監視所があった所以らしく、
その監視所を狐と呼んでいたためだそうです。
また同社が白狐神社と呼称されるようになったのは、
坂上田村麻呂の八面大王征伐伝説と関係しているようで、
田村麻呂に攻められた八面大王が白狐に化けてここまで逃げて
捕まったという伝説に基づくものということらしく。
で、境内入口にはキツネに代わり、立派な狛犬が鎮座していました。
昭和8(1933)年8月建立。
石垣の上に台座を設け、厳めしい立派な顔つきで座っています。
髭の刻み方が細かいので顔周りが凝ったように見えます。
鬣や胴体もなかなか凝った彫りをしていて、
体躯に彫られた火炎の意匠などもしっかり刻まれています。
全体に安曇野の狛犬のなかではなかなか見応えのある作品と
いえるのではないでしょうか。
境内の様子はこんな感じ。
社務所。
末社。
拝殿。
本殿。
境内裏手に回って振り返るとこんな感じ。
稲刈りを終えて静かになった田園風景に
鎮守の森がこんもりと浮かんでいました。
(撮影日:2014年10月12日)
より大きな地図で 狛犬(長野県安曇野市) を表示
ご祭神は倉稲魂命ということで、稲荷社なわけですが、
お稲荷さんにつきものの、神使としてのキツネさんは姿が見えません。
同地区の地名である狐島のキツネとは、
かつて戦国時代に領地を接している豪族たちの監視所があった所以らしく、
その監視所を狐と呼んでいたためだそうです。
また同社が白狐神社と呼称されるようになったのは、
坂上田村麻呂の八面大王征伐伝説と関係しているようで、
田村麻呂に攻められた八面大王が白狐に化けてここまで逃げて
捕まったという伝説に基づくものということらしく。
で、境内入口にはキツネに代わり、立派な狛犬が鎮座していました。
昭和8(1933)年8月建立。
石垣の上に台座を設け、厳めしい立派な顔つきで座っています。
髭の刻み方が細かいので顔周りが凝ったように見えます。
鬣や胴体もなかなか凝った彫りをしていて、
体躯に彫られた火炎の意匠などもしっかり刻まれています。
全体に安曇野の狛犬のなかではなかなか見応えのある作品と
いえるのではないでしょうか。
境内の様子はこんな感じ。
社務所。
末社。
拝殿。
本殿。
境内裏手に回って振り返るとこんな感じ。
稲刈りを終えて静かになった田園風景に
鎮守の森がこんもりと浮かんでいました。
(撮影日:2014年10月12日)
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