火の見やぐらセメタリー・・・ [その他]
安曇野市某所でこのような場所を見つけたと、火の見ヤグラー仲間から情報を得ました。
そして、出かけてみました。
解体された火の見やぐらの見張り台たちの、いまの姿です。
なんとも寂しい光景ですね。
解体撤去されたあとはすぐ鉄の再利用へ回されたりするのかと思っていましたが、
一時的かもしれませんがこのような場所に放置されているとは思いもよりませんでした。
昨年あたりから安曇野でも火の見やぐらの撤去解体が加速度を増し、
これまで取材に当たって当ブログに記事を掲載したやぐらたちのなかにも
現在すでに姿を消してしまったものも数基存在します。
ここに置かれていたのは三基とも3脚柱の安曇野スタンダードともいえるタイプのようで、
屋根と見張り台ともに六角形で避雷針もまだくっついたまま。
うち左端の一基は屋根の塗装のはげ具合などから推測するに、
昨年まで安曇野市三郷の二木地区に立っていたやぐらではなかろうかと思うのですが。
違うかな? どうだろう?
少なくともデザインのタイプとしてはこれとほぼ同類型のやぐらですね。
この二木地区の火の見やぐらは背後屋敷林とマッチしたいい集落景観だったのですが、
今でももうこの風景を目にすることは出来なくなってしまいました。
見張り台たちの周辺にはやぐら本体や梯子の一部も放置されていました。
なんというか、おそらく関心のない人からみれば
ただの産業廃棄物、鉄屑にしか見えないかもしれません。
幹線道路から奥まった敷地のさらに奥に無造作に放置されたこれらの存在に
気づく人も殆どいないでしょう。
火の見ヤグラーの目から見ると、ただただ切なさだけが募ってくる光景。
大切にしていたオモチャの人形が持ち主の子供に遊んでもらえなくなったあと、
不用品として処分に出されてしまった様子をなぜだか思い浮かべてしまいました。
そういえば自分の子供時代、もう遊ばなくなったオモチャなんかも
捨てることが出来ずにいつまでも取っておいたなあ。
いや、中年になった今でもなかなか物が捨てられない性分なのは変わりがない。
三つ子の魂百までといいますが、火の見やぐらにこだわってる原点って
あんがいそんなところにあったりして。
(取材日:2015年4月12日)
そして、出かけてみました。
解体された火の見やぐらの見張り台たちの、いまの姿です。
なんとも寂しい光景ですね。
解体撤去されたあとはすぐ鉄の再利用へ回されたりするのかと思っていましたが、
一時的かもしれませんがこのような場所に放置されているとは思いもよりませんでした。
昨年あたりから安曇野でも火の見やぐらの撤去解体が加速度を増し、
これまで取材に当たって当ブログに記事を掲載したやぐらたちのなかにも
現在すでに姿を消してしまったものも数基存在します。
ここに置かれていたのは三基とも3脚柱の安曇野スタンダードともいえるタイプのようで、
屋根と見張り台ともに六角形で避雷針もまだくっついたまま。
うち左端の一基は屋根の塗装のはげ具合などから推測するに、
昨年まで安曇野市三郷の二木地区に立っていたやぐらではなかろうかと思うのですが。
違うかな? どうだろう?
少なくともデザインのタイプとしてはこれとほぼ同類型のやぐらですね。
この二木地区の火の見やぐらは背後屋敷林とマッチしたいい集落景観だったのですが、
今でももうこの風景を目にすることは出来なくなってしまいました。
見張り台たちの周辺にはやぐら本体や梯子の一部も放置されていました。
なんというか、おそらく関心のない人からみれば
ただの産業廃棄物、鉄屑にしか見えないかもしれません。
幹線道路から奥まった敷地のさらに奥に無造作に放置されたこれらの存在に
気づく人も殆どいないでしょう。
火の見ヤグラーの目から見ると、ただただ切なさだけが募ってくる光景。
大切にしていたオモチャの人形が持ち主の子供に遊んでもらえなくなったあと、
不用品として処分に出されてしまった様子をなぜだか思い浮かべてしまいました。
そういえば自分の子供時代、もう遊ばなくなったオモチャなんかも
捨てることが出来ずにいつまでも取っておいたなあ。
いや、中年になった今でもなかなか物が捨てられない性分なのは変わりがない。
三つ子の魂百までといいますが、火の見やぐらにこだわってる原点って
あんがいそんなところにあったりして。
(取材日:2015年4月12日)
2015-04-12 16:58
コメント(2)
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なんともつらく切ない光景ですね~。
by U1 (2015-04-13 05:54)
注連縄張られて大切にされているやぐらもあるかと思えば、、、
ホント、切ないです(><)
by のぶさん (2015-04-13 07:16)