火の見やぐらと辻半鐘のツーショット [火の見櫓(上高井郡)]
長野県上高井郡高山村、宮関地区の火の見やぐら。
以前は宮村といったそうですが、隣接の関場地区と一緒になって
いまでは宮関という名の地区名で語られているそうです。
火の見やぐらは県道66号線より脇道に入ってすぐの場所に立っています。
やぐらそのものは同地方では比較的スタンダードなデザインで、
踊り場はカンガルーポケットタイプでホース干し設備が付属しています。
8角形屋根&丸型見張り台のセットは毎度おなじみ状態ですが、
ここまで目にしてきた混成ブレース[上部が山形鋼で下部がリング式ターンバックル)
の構成とはなっておらず、ある意味新鮮な印象にもなったりします。
銘板は須坂市の下田鉄工所製作を記していますが、
建設年の部分はブランクになっていてよくわかりません。
坂道となっている道路向かいには消防屯所。
そしてその坂道を少し上った先には辻半鐘がありました。
昔の電柱に使われていたような木柱に吊るされた半鐘。
木槌もしっかりしたものが装備されているので、
いまでも何かの際には打鐘しているのでしょうね。
火の見やぐらと数十メートルほどしか離れていないため、
こんなツーショットも撮影できます。
そしてここから少し離れたところ、建物の軒先にもまた半鐘を発見。
神社に隣接している(境内?)建物は、ここ関場地区の公会堂とのことで、
道路に近い建物際に1基、そして玄関先には立派な半鐘が1基、
それぞれ吊るされていました。
なかなか見かけない貴重な様子ですが、
こうした辻半鐘が多いのも、高山村内の火の見やぐら数の多さが
関係しているのでしょうかね?
世の中に半鐘文化というものがあるのだとすれば、
高山村のその水準はけっこう高い地域だといえるかもしれません。
(取材日:2012年4月30日)
以前は宮村といったそうですが、隣接の関場地区と一緒になって
いまでは宮関という名の地区名で語られているそうです。
火の見やぐらは県道66号線より脇道に入ってすぐの場所に立っています。
やぐらそのものは同地方では比較的スタンダードなデザインで、
踊り場はカンガルーポケットタイプでホース干し設備が付属しています。
8角形屋根&丸型見張り台のセットは毎度おなじみ状態ですが、
ここまで目にしてきた混成ブレース[上部が山形鋼で下部がリング式ターンバックル)
の構成とはなっておらず、ある意味新鮮な印象にもなったりします。
銘板は須坂市の下田鉄工所製作を記していますが、
建設年の部分はブランクになっていてよくわかりません。
坂道となっている道路向かいには消防屯所。
そしてその坂道を少し上った先には辻半鐘がありました。
昔の電柱に使われていたような木柱に吊るされた半鐘。
木槌もしっかりしたものが装備されているので、
いまでも何かの際には打鐘しているのでしょうね。
火の見やぐらと数十メートルほどしか離れていないため、
こんなツーショットも撮影できます。
そしてここから少し離れたところ、建物の軒先にもまた半鐘を発見。
神社に隣接している(境内?)建物は、ここ関場地区の公会堂とのことで、
道路に近い建物際に1基、そして玄関先には立派な半鐘が1基、
それぞれ吊るされていました。
なかなか見かけない貴重な様子ですが、
こうした辻半鐘が多いのも、高山村内の火の見やぐら数の多さが
関係しているのでしょうかね?
世の中に半鐘文化というものがあるのだとすれば、
高山村のその水準はけっこう高い地域だといえるかもしれません。
(取材日:2012年4月30日)
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