塗装が真新しい火の見やぐら [火の見櫓(上高井郡)]
長野県上高井郡高山村、中原地区の火の見やぐら。
県道66号線沿いに鎮座する山田神社の交差点を北に入ると、
すぐ先にこの火の見やぐらが堂々とした姿で立っていました。
スラッとした細身のスタイル。
同地方でよく見かける8角形屋根&丸型見張り台と
同地方では少数派な丸型踊り場の組み合わせ。
半鐘は見張り台と踊り場の双方に付属されています。
ブレースにはターンバックルは使用されておらず、
山形鋼と平鋼の組み合わせで構成されている模様。
脚部は4面ともブレースは入っておらず、正面がアーチで
その他の面は斜材が申し訳程度に設けられているのみ。
梯子は基本的に柱脚内を登るタイプなのですが、
脚部から一段目の踊り場へは脚に溶接されたステップを利用して。
子供たちが容易に悪ふざけで上ったりしないよう配慮した作りなのでしょうか。
仮にそうであっても、このステップなら小学生程度なら
じゅうぶん昇降できてしまうような感じではあるのですが。
よくよく見ると隣接している建物の軒先が一部カットされているようです。
これだけ密接しているとやぐらが雪止めになってしまいそうですね。
数年前に再塗装を施したらしく、写真では分かりづらいですが
取材時には銀色がとてもきれいに光っていました。
ただプロポーションや全体の見栄えは好印象ながらも
そのスリムさゆえに脚部の様子がいささか華奢に見えて
ちょっと不安定な感覚も。
斜材が脚の端部まで伸びきっていればまた違った印象になったかもしれません。
(取材日:2012年4月30日)
県道66号線沿いに鎮座する山田神社の交差点を北に入ると、
すぐ先にこの火の見やぐらが堂々とした姿で立っていました。
スラッとした細身のスタイル。
同地方でよく見かける8角形屋根&丸型見張り台と
同地方では少数派な丸型踊り場の組み合わせ。
半鐘は見張り台と踊り場の双方に付属されています。
ブレースにはターンバックルは使用されておらず、
山形鋼と平鋼の組み合わせで構成されている模様。
脚部は4面ともブレースは入っておらず、正面がアーチで
その他の面は斜材が申し訳程度に設けられているのみ。
梯子は基本的に柱脚内を登るタイプなのですが、
脚部から一段目の踊り場へは脚に溶接されたステップを利用して。
子供たちが容易に悪ふざけで上ったりしないよう配慮した作りなのでしょうか。
仮にそうであっても、このステップなら小学生程度なら
じゅうぶん昇降できてしまうような感じではあるのですが。
よくよく見ると隣接している建物の軒先が一部カットされているようです。
これだけ密接しているとやぐらが雪止めになってしまいそうですね。
数年前に再塗装を施したらしく、写真では分かりづらいですが
取材時には銀色がとてもきれいに光っていました。
ただプロポーションや全体の見栄えは好印象ながらも
そのスリムさゆえに脚部の様子がいささか華奢に見えて
ちょっと不安定な感覚も。
斜材が脚の端部まで伸びきっていればまた違った印象になったかもしれません。
(取材日:2012年4月30日)
コメント 0