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やたらと高い台座にビッグサイズの狛犬 [狛犬・寺社(長野市)]

長野市、南長池の長池神社。
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昨年春、火の見櫓ツアーで北信エリアを巡回した折、
車で走行中にここの狛犬の姿が目に飛び込んできて
きゅうきょ立ち寄り取材したところ。

詳しい由緒書きもなく、予備知識もないまま訪れましたが、
御柱が立っていることで諏訪神社系だと分かりました。
じっさい、こちらでは時期が来ると盛大な御柱祭りを行っているそうです。
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狛犬は背の高い台座の上に乗せられており、
本体そのものもかなり大型なので、遠くからでも目立つ存在です。
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創建年や制作者は不明。
奉献した周辺集落の村の名前がずらっと彫り込まれています。
それらの名前から察するに大正時代より前なのかなという気もしますが、
狛犬の素材はどうもコンクリート製のように思えてなりません。

はじめはまったく気づかなかったのですが、
狛犬の肌の様子や玉の彫られ方、細かな表面デザインの仕上がりなど、
なんとなくコンクリート製の特徴が出ているかなという気がして、
改めて写真でじっくり見ると、とくにその印象を強くしてしまいます。
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でも、素材の鑑識眼は普段からぜんぜん自信がないので、
違ってたらごめんなさい。
全国的に見られるコンクリート製狛犬の制作年代は
昭和一桁から10年代前半に最も多いとも言われています。
それと上記の制作年代推定からいくと、微妙なところのようで。。。

拝殿の傍らにあった張り紙が気に入ったので一枚。
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あえて遠回しな表現なのがいいですね。

学校が休みの日曜日、境内の遊具で元気に遊ぶ子供たちの姿。
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村の鎮守の神様の、昔から変わらぬ風景がそこにありました。

(撮影日:2012年4月30日)


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