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京都で狛犬の最も多い(?)神社(後編) [狛犬・寺社(京都府)]

前エントリーの続き。

長い参道の先にようやく見えてきた中門。
三光門とも呼ばれる廻廊を付属する門は、国の重要文化財指定。
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その門前の両脇を守るのは、七対目の狛犬。
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建立年は不明。
吽形は角があります。
そして阿吽ともに鬣の様子が特徴的ですね。
なんていうか、髷を落とした直後のお侍さんのような印象。。。
明治初年の断髪令に準じて制作された、、、なんてことは、
まあないでしょうね(^^;

拝殿。
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普通の日曜日でこんな具合です。
賑わうシーズンとか正月時期なんか、すごいんでしょうね。
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木鼻の狛犬が色鮮やか。
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同社内には摂末社が多数存在しますが、
そこにも狛犬さんの姿がありました。そう、八対目。
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たぶん、天保10年(1827)建立、、、かな?

あと、稲荷社には神殿の縁側に狐様。
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優美な姿の本殿は国宝です。
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北門に来てみました。
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ここにも境内入口を守護する狛犬さん、九対目。
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嘉永元年(1848)建立。
京都では珍しい構えタイプ。
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胸元のデザインがちょっとイマイチ。
これ、このまま普通の蹲踞型に直すと強烈な鳩胸になりそうな気が。
っていうか、蛙がゲコゲコする時に口の下を膨らませたような感じで。。。

今度は東門へ移動。
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二対の狛犬がいるのですが、
まず東門外の鳥居前に鎮座する、十対目の狛犬。
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明治12年(1879)建立。
苔がこびりついています。

そして東門前にも。十一対目。
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天保6年(1835)建立。
阿吽ともに笑顔(?)の表情がユニークですが、
吽形の耳が前向きに飛んでいるのが特徴的ですね。

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そしてラスト、十二対目。
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嘉永5年(1852)建立。
最後に見つけた狛犬さんは、参道脇駐車場の車出入口付近に
“ただなんとなく”といった雰囲気で鎮座しておりました。

そして、番外編的な感じですが、
宝物殿の正面左右に居たこの子達。
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情報によれば天満宮の狛犬は12対ということですから、
この子達は数に含まれていないのでしょう。
けっこう目立ってましたけれどね。

北野天満宮HP

さて、4月6日~7日にかけて取材敢行した京都巡りツアーですが、
これにてようやく記事アップが完了です。
記事にしなかったところで他にも立ち寄り場所があったのですが、
狛犬&火の見櫓に直接無関係なので、今回は割愛です。
というより、いい加減早く京都ツアーから別のネタに移行したいので。

そろそろまた取材旅行に出たい気分がふつふつと沸き起こっていますが、
ブログ的にはまだ上梓していない取材ネタもけっこう溜まってまして。
さて、どうしたものか。。。

(撮影日:2013年4月7日)


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