沿岸部に立つ防災塔 [火の見櫓(岩手県)]
大船渡市末崎町小中井の火の見櫓。
火の見という表現が果たして適切なのか。
半鐘は装備されておらず、てっぺんには防災サイレン。
土地柄、津波警報塔としての意味合いが強いでしょう。
広く言ってしまえば防災塔という表現でもいいかも。
沿岸部の火の見櫓は津波に被災したもので
倒壊してしまったものが相当数あったようです。
震災後しばらくの間は放置されたままだったものもあるようですが、
私が訪れた際には、そうした被災放置だった倒壊櫓はすべて撤去済みでした。
この櫓は立っている場所は海面より一段上がった土地で、
震災時の津波は道路の直下までだったようなので、
直接津波には襲われなかったようです。
が、当時はサイレンがきっとけたたましく鳴り響いたのではないでしょうか。
主要構造部は丸鋼を使用しており、
三脚の柱は先端部が見張り台を突き抜け、
そのまま防災サイレンの装置を固定する役割を受けています。
鋼材も含めてデザインとしては珍しい形かもしれませんね。
(撮影日:2013年8月13日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
火の見という表現が果たして適切なのか。
半鐘は装備されておらず、てっぺんには防災サイレン。
土地柄、津波警報塔としての意味合いが強いでしょう。
広く言ってしまえば防災塔という表現でもいいかも。
沿岸部の火の見櫓は津波に被災したもので
倒壊してしまったものが相当数あったようです。
震災後しばらくの間は放置されたままだったものもあるようですが、
私が訪れた際には、そうした被災放置だった倒壊櫓はすべて撤去済みでした。
この櫓は立っている場所は海面より一段上がった土地で、
震災時の津波は道路の直下までだったようなので、
直接津波には襲われなかったようです。
が、当時はサイレンがきっとけたたましく鳴り響いたのではないでしょうか。
主要構造部は丸鋼を使用しており、
三脚の柱は先端部が見張り台を突き抜け、
そのまま防災サイレンの装置を固定する役割を受けています。
鋼材も含めてデザインとしては珍しい形かもしれませんね。
(撮影日:2013年8月13日)
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