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勘左衛門堰のほとりに立つ火の見櫓 [火の見櫓(安曇野市)]

安曇野市下鳥羽、寺村の火の見櫓。
2013.12.09.teramura1.JPG
いわゆるタワー型ではなく、小規模な火の見。
透明タペストリーのU1教授が先日この火の見櫓の記事をエントリー
安曇野市内にありながらこれまで自分にとって未見だったものなので、
早速現地に出向いて取材してきました。

2013.12.09.teramura6.JPG
下鳥羽地区の集落エリアにはタワー型が立っており、
この場所は集落中心から少し外れた場所にあるので
中継塔のような意味合いが強いのでしょう(と、勝手に推測)。

にしても安曇野では珍しいスタイルの櫓です。
2013.12.09.teramura2.JPG
2013.12.09.teramura3.JPG
高さも比較的小さめで、ブレースはターンバックルなしの細身の丸鋼。
半鐘には屋根がかかっていますが、見張り台などあろうはずもない背丈なので
その屋根はまるで半鐘を守るためのみに存在しているかのよう。
(いや、実際にそういう目的で作られたものなのかもしれないけれど。)
2013.12.09.teramura4.JPG

外灯の電柱代わりにも使用されているらしく、
火の見櫓の柱には電気安全サービスで昨年定期点検をしたシールが
貼られていました。
2013.12.09.teramura5.JPG

傍らを流れる勘左衛門堰は安曇野の横堰のなかでも開削時期は
けっこう古い時代に属します。
この火の見櫓のほうは建立年代が分かるものは残されていませんが、
現状などから察するに、安曇野の火の見櫓の中ではけっこう古いのでは、
と感じられなくもありませんでした。
2013.12.09.teramura7.JPG

(撮影日:2013年12月9日)


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