天理市苣原町の火の見櫓 [火の見櫓(奈良県)]
奈良県天理市、苣原町の火の見櫓。
苣原を“ちしゃわら”と読めますか?
自分は学がないので読めませんでした。
今はネットで地名の読み方検索も出来るようで、便利な世の中ですね(^^;
火の見櫓は、名阪国道ではなく天理市街より国道25号線を使って福住方面を向かい、
天理ダムを通過してほどなくすると苣原町の集落を通過するのですが、
その集落の国道沿い、公民館と消防屯所の傍らに立っています。
屋根は小ぶりなので明らかに半鐘専用。
が、その肝心の半鐘は残念ながら見当たりませんでした。
櫓は赤茶色。
梯子は4脚柱の1面に設定されていて、
それ以外の3面は山形鋼と平鋼を組み合わせたブレースで
ターンバックルは使用されていません。
4脚櫓の1面を梯子に応用するパターンは他でもたまに見かけますが、
代表的なのは京都市竹田にある登録有形文化財になっている火の見櫓でしょうか。
もしかすると京阪神ではとくにポピュラーなのかもしれませんね。
調査物件不足なので簡単に結論付けられませんが。
(撮影日:2013年12月30日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
苣原を“ちしゃわら”と読めますか?
自分は学がないので読めませんでした。
今はネットで地名の読み方検索も出来るようで、便利な世の中ですね(^^;
火の見櫓は、名阪国道ではなく天理市街より国道25号線を使って福住方面を向かい、
天理ダムを通過してほどなくすると苣原町の集落を通過するのですが、
その集落の国道沿い、公民館と消防屯所の傍らに立っています。
屋根は小ぶりなので明らかに半鐘専用。
が、その肝心の半鐘は残念ながら見当たりませんでした。
櫓は赤茶色。
梯子は4脚柱の1面に設定されていて、
それ以外の3面は山形鋼と平鋼を組み合わせたブレースで
ターンバックルは使用されていません。
4脚櫓の1面を梯子に応用するパターンは他でもたまに見かけますが、
代表的なのは京都市竹田にある登録有形文化財になっている火の見櫓でしょうか。
もしかすると京阪神ではとくにポピュラーなのかもしれませんね。
調査物件不足なので簡単に結論付けられませんが。
(撮影日:2013年12月30日)
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鎌倉末期の石造神殿狛犬 [狛犬・寺社(奈良県)]
奈良県奈良市都祁友田町の都祁水分(つげみくまり)神社。
奈良市といっても2005年に編入合併した旧都祁村の一角にあり、
立地は市街地からは相当離れた山里になります。
名阪国道針インターより車で数分という立地にあります。
付近一帯は奈良盆地から一段上がった、標高がおよそ500mほどの高原。
取材日は大晦日イブでしたが、前日までに降雪があったのか、
日陰には雪が積もり残っていました。
由緒書きによると、、、
『水の神「都祁水分神社」は、大和の国水分四社(都祁、宇陀、吉野、葛城)のひとつで、
速秋津彦命、天之水分神、国之水分神が祭られています。
水分は、“水配:山から流れる水が別れる所”を言い、当地では大和川と木津川の分配を
司る神として古くから崇敬されてきました。
(以下、略・・・)』
延喜式にもある由緒ある神社のようで(式内大社)、
国重要文化財の本殿はじめ、貴重な文化財も数多く残されているようです。
遠めに見ると神社の敷地は境内=鎮守の森になっているというより、
一回り大きな森の中に境内が設けられているといった印象。
一の鳥居から長い参道を歩いた先、
注連縄柱をくぐると神楽殿が正面に。
社務所。
両脇に舞台?
肝心の拝殿と本殿は迂闊にも撮影忘れ。
本殿、国重文だというのに、またしても不覚。。。
拝殿前の狛犬。
大正7年(1918)4月建立。
胸板の厚い、立派な浪速型です。
が、ここで有名なのはこの子達ではなく。。。
神殿前に鎮座する狛犬一対。
なんと鎌倉末期の作ということらしく、
それが事実ならかなり保存状態のよい、貴重なものといえるわけで。
アップで撮った画像しか残していなくて説明が難しいのですが、
本殿の前(向拝の真下あたり)に一対で鎮座していて、
その本殿は格子塀で囲われているため、撮影がけっこう難しくて。
上の画像もその格子の合間から許される(であろう)範囲で
かろうじて撮影したもの。
願わくばもうちょっとしっかりした形で鑑賞したかったところですが、
神社の公式HPがあるので、ちゃんとした画像はそちらで鑑賞できます。
都祁水分神社公式HP
っていうか、けっこう田舎の人気のない神社だという現地の印象ながら、
用意されたHPはけっこうしっかりした作りで、ちょっとびっくりしました。
(撮影日:2013年12月30日)
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奈良市といっても2005年に編入合併した旧都祁村の一角にあり、
立地は市街地からは相当離れた山里になります。
名阪国道針インターより車で数分という立地にあります。
付近一帯は奈良盆地から一段上がった、標高がおよそ500mほどの高原。
取材日は大晦日イブでしたが、前日までに降雪があったのか、
日陰には雪が積もり残っていました。
由緒書きによると、、、
『水の神「都祁水分神社」は、大和の国水分四社(都祁、宇陀、吉野、葛城)のひとつで、
速秋津彦命、天之水分神、国之水分神が祭られています。
水分は、“水配:山から流れる水が別れる所”を言い、当地では大和川と木津川の分配を
司る神として古くから崇敬されてきました。
(以下、略・・・)』
延喜式にもある由緒ある神社のようで(式内大社)、
国重要文化財の本殿はじめ、貴重な文化財も数多く残されているようです。
遠めに見ると神社の敷地は境内=鎮守の森になっているというより、
一回り大きな森の中に境内が設けられているといった印象。
一の鳥居から長い参道を歩いた先、
注連縄柱をくぐると神楽殿が正面に。
社務所。
両脇に舞台?
肝心の拝殿と本殿は迂闊にも撮影忘れ。
本殿、国重文だというのに、またしても不覚。。。
拝殿前の狛犬。
大正7年(1918)4月建立。
胸板の厚い、立派な浪速型です。
が、ここで有名なのはこの子達ではなく。。。
神殿前に鎮座する狛犬一対。
なんと鎌倉末期の作ということらしく、
それが事実ならかなり保存状態のよい、貴重なものといえるわけで。
アップで撮った画像しか残していなくて説明が難しいのですが、
本殿の前(向拝の真下あたり)に一対で鎮座していて、
その本殿は格子塀で囲われているため、撮影がけっこう難しくて。
上の画像もその格子の合間から許される(であろう)範囲で
かろうじて撮影したもの。
願わくばもうちょっとしっかりした形で鑑賞したかったところですが、
神社の公式HPがあるので、ちゃんとした画像はそちらで鑑賞できます。
都祁水分神社公式HP
っていうか、けっこう田舎の人気のない神社だという現地の印象ながら、
用意されたHPはけっこうしっかりした作りで、ちょっとびっくりしました。
(撮影日:2013年12月30日)
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