紀の川市遠方の火の見櫓 [火の見櫓(和歌山県)]
和歌山県紀の川市、遠方の火の見櫓。
前々エントリーで採り上げた苣原町の火の見櫓同様、
4脚柱タワーの1面を梯子に利用しているタイプ。
屋根も小ぶりなのは相変わらず。
ただしここにはまだ半鐘がしっかり残されています。
画像で分かるかどうか、このテのタイプは平面が台形で、
短辺になる面に梯子を構成しているスタイルとなります。
京都市竹田の登録有形文化財になった火の見櫓や天理市苣原町のタイプと異なるのは、
この遠方の櫓のブレースが最もポピュラーなリング型ターンバックルを使用している点。
やはりこのリング型ターンバックルが火の見櫓っぽくていいですね。
あと、これは他の同型櫓でもそうだったかもしれないのですが、
ここの櫓は見張り台側面のホース干しフックのデザインも含め、
梯子の取り付いている側から眺めると、きれいにシンメトリックな
形状に仕上がっているのが分かります。
(正確には見張り台のホース干し用昇降装置の有無で正対称ではないのですが。)
今まであまり考えたこと無かったのですが、
火の見櫓って、面の中心線に立って眺めるとシンメトリーなように思えて、
けっこういろんなデザイン事情のために非対称であることが多いイメージがあります。
過去のものをいちいち見返すのは面倒なので、
これから取材する火の見櫓では注意して観察してみようと思います。
(撮影日:2013年12月30日)
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前々エントリーで採り上げた苣原町の火の見櫓同様、
4脚柱タワーの1面を梯子に利用しているタイプ。
屋根も小ぶりなのは相変わらず。
ただしここにはまだ半鐘がしっかり残されています。
画像で分かるかどうか、このテのタイプは平面が台形で、
短辺になる面に梯子を構成しているスタイルとなります。
京都市竹田の登録有形文化財になった火の見櫓や天理市苣原町のタイプと異なるのは、
この遠方の櫓のブレースが最もポピュラーなリング型ターンバックルを使用している点。
やはりこのリング型ターンバックルが火の見櫓っぽくていいですね。
あと、これは他の同型櫓でもそうだったかもしれないのですが、
ここの櫓は見張り台側面のホース干しフックのデザインも含め、
梯子の取り付いている側から眺めると、きれいにシンメトリックな
形状に仕上がっているのが分かります。
(正確には見張り台のホース干し用昇降装置の有無で正対称ではないのですが。)
今まであまり考えたこと無かったのですが、
火の見櫓って、面の中心線に立って眺めるとシンメトリーなように思えて、
けっこういろんなデザイン事情のために非対称であることが多いイメージがあります。
過去のものをいちいち見返すのは面倒なので、
これから取材する火の見櫓では注意して観察してみようと思います。
(撮影日:2013年12月30日)
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