はじめちゃんのご隠居さま [狛犬・寺社(新潟県)]
一昨年の秋に新潟方面で神社取材した際の記事エントリーがまだでした。
決してサボっていたわけではないですが、気づくとつい時が過ぎてしまい。。。
日帰りの強行軍でしたので数箇所程度ですが、順次アップしてゆきます。
新潟県南魚沼市水尾、八海神社。
関越道六日町インターより糸野川を右岸に渡り、国道291号を北上、
水尾の集落で国道より一本西側へ入った場所に鎮座しています。
日本酒の有名銘柄にもなっている八海山は、中越地方を代表する霊峰で
御嶽信仰の霊山として信仰を集めています。
八海山の里宮はそれぞれの登山口にあるようですが、
この水尾の八海神社も里宮の位置づけではなかったろうかという説もあるようです。
鳥居をくぐると、こじんまりとしながらもきれいに整えられた境内が広がります。
拝殿。
向拝の彫刻が立派です。
本殿は神明造。
やはり雪対策でしょうか。
地面から石積みで高床式バージョンアップ版って感じですね。
そして狛犬は拝殿前に。
台座に建立年が彫られていますが、
「大正」がなんとか読み取れるかなという程度で判別できませんでした。
出雲のような構え型ですが、地元産の石材でしょうか。
デザインもオリジナルですね。出雲を真似て簡略化したような感じです。
そしてここの注目はこの子達。
構え狛犬たちの背後にひっそりと隠居されている先代が一対。
年代は不明ですが、作りからもけっこう古い年代のような印象です。
かなり細身で、あばら骨がむき出しになってますw。
阿形の片足が欠落しているのも残念ですが、
それより吽形(?)の顔がごっそりを削ぎ落ちてしまっているのがショック。
台座から落下して割れたか、見た感じ恣意的に破壊されたような
見事な削ぎ落ちっぷりなので、なにか事情がありそうです。
でも、ここまで破損していても処分撤去されたりせず
こうして軒下に残されているだけでも、マシと言えるかもしれません。
現役さんの真後ろなら気づいてくれる人も多いでしょうしね。
小さい神社でしたがすっきりしていて、村の鎮守さまといったいい雰囲気でした。
(撮影日:2012年10月7日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
決してサボっていたわけではないですが、気づくとつい時が過ぎてしまい。。。
日帰りの強行軍でしたので数箇所程度ですが、順次アップしてゆきます。
新潟県南魚沼市水尾、八海神社。
関越道六日町インターより糸野川を右岸に渡り、国道291号を北上、
水尾の集落で国道より一本西側へ入った場所に鎮座しています。
日本酒の有名銘柄にもなっている八海山は、中越地方を代表する霊峰で
御嶽信仰の霊山として信仰を集めています。
八海山の里宮はそれぞれの登山口にあるようですが、
この水尾の八海神社も里宮の位置づけではなかったろうかという説もあるようです。
鳥居をくぐると、こじんまりとしながらもきれいに整えられた境内が広がります。
拝殿。
向拝の彫刻が立派です。
本殿は神明造。
やはり雪対策でしょうか。
地面から石積みで高床式バージョンアップ版って感じですね。
そして狛犬は拝殿前に。
台座に建立年が彫られていますが、
「大正」がなんとか読み取れるかなという程度で判別できませんでした。
出雲のような構え型ですが、地元産の石材でしょうか。
デザインもオリジナルですね。出雲を真似て簡略化したような感じです。
そしてここの注目はこの子達。
構え狛犬たちの背後にひっそりと隠居されている先代が一対。
年代は不明ですが、作りからもけっこう古い年代のような印象です。
かなり細身で、あばら骨がむき出しになってますw。
阿形の片足が欠落しているのも残念ですが、
それより吽形(?)の顔がごっそりを削ぎ落ちてしまっているのがショック。
台座から落下して割れたか、見た感じ恣意的に破壊されたような
見事な削ぎ落ちっぷりなので、なにか事情がありそうです。
でも、ここまで破損していても処分撤去されたりせず
こうして軒下に残されているだけでも、マシと言えるかもしれません。
現役さんの真後ろなら気づいてくれる人も多いでしょうしね。
小さい神社でしたがすっきりしていて、村の鎮守さまといったいい雰囲気でした。
(撮影日:2012年10月7日)
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