飯田の火の見櫓 [火の見櫓(飯田市)]
飯田市切石樋の沢の火の見櫓。
このGW中の下伊那飯田方面取材の中で
とくに訪問予定ではなく、、、というか、
予定していた移動ルートを間違えてしまったことで
たまたま出会うことになった火の見櫓。
同地方のタイプはほとんど詳細事情が分かっていないのですが、
4脚柱はスタンダードモデルでしょう。
これは基本に忠実な全体プロポーションな印象です。
屋根は4角形。
見張り台は4角形ベースで面取りを施した変則8角形。
スピーカーとアンテナがデザイン的に少々、といったところ。
足元はアーチではないですが、トラスが端部まで伸びていていいですね。
銘板。
制作会社は山浦鉄工株式会社とあります。
これは現在の株式会社ヤマウラのことのようで、
当時の社名が使われはじめ、且つ駒ヶ根市に本社が置かれたのは
昭和36年8月ですので、この火の見櫓はそれより以降の建設となるはずです。
(社歴の情報は同社のHPに拠る)
建立年の記載があればベストでしたが、
社名があれば外部の者が観察してもある程度のことは推測できます。
狛犬でもそうですが、たかが記銘されど記銘、未来への大切なメッセージですね。
(撮影日:2014年5月4日)
より大きな地図で 火の見櫓(長野県飯田市) を表示
このGW中の下伊那飯田方面取材の中で
とくに訪問予定ではなく、、、というか、
予定していた移動ルートを間違えてしまったことで
たまたま出会うことになった火の見櫓。
同地方のタイプはほとんど詳細事情が分かっていないのですが、
4脚柱はスタンダードモデルでしょう。
これは基本に忠実な全体プロポーションな印象です。
屋根は4角形。
見張り台は4角形ベースで面取りを施した変則8角形。
スピーカーとアンテナがデザイン的に少々、といったところ。
足元はアーチではないですが、トラスが端部まで伸びていていいですね。
銘板。
制作会社は山浦鉄工株式会社とあります。
これは現在の株式会社ヤマウラのことのようで、
当時の社名が使われはじめ、且つ駒ヶ根市に本社が置かれたのは
昭和36年8月ですので、この火の見櫓はそれより以降の建設となるはずです。
(社歴の情報は同社のHPに拠る)
建立年の記載があればベストでしたが、
社名があれば外部の者が観察してもある程度のことは推測できます。
狛犬でもそうですが、たかが記銘されど記銘、未来への大切なメッセージですね。
(撮影日:2014年5月4日)
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阿吽が逆さのはじめ狛犬 [狛犬・寺社(飯田市)]
長野県飯田市山本、七久里神社。
中央道の飯田山本インターより少し北寄り、中央道の西側に鎮座。
高速道路のたもとから参道が続いています。
一の鳥居は上の画像。
二の鳥居。
そして三の鳥居から石段が続きます。
由緒書き。
これによると創建は天授2(1376)年となっています。
信濃宮と呼ばれる後醍醐天皇の御子宗良親王ゆかりの神社ということで
元号も南朝のものを使用しているのですね。
ご祭神は誉田別八幡神。
相殿として建御名方諏訪神と健速素戔男津島神。
境内には御柱も立っています。
根元からくねっと曲がったまま伸びている松の木がすごいですね。
社務所。
拝殿。
本殿。
拝殿の向拝にいるのは、、、鬼子?
津軽で見かけたような鬼の面容ではないですけどね。
同社の秋季大祭は裸祭りであるようなので、
それに何らかの関係があるのでしょうか。
同じく拝殿の木鼻にいる狛犬たち。
ユニークな表情をしています。
そして本題の参道狛犬。
建立年不明のはじめちゃん。
阿吽が左右反対に座っています。
口が大きく、顔面は平面的。
この地方のはじめちゃんの類型に見られるデザインが
踏襲されていると思われます。
反対配置ながらも吽形の歯を剥き出しにした様子は
安布知神社のお猿さん的狛犬に似た空気を感じますね。
比較的近いエリアですし、あるいは制作の参考にでもされたでしょうか。
この子達は作者はもちろん制作年も不明ですから、
ひょっとすると同じ作者である可能性もゼロではないですしね。
いろんな想像が許されるのも年代モノの狛犬ならではですね。
境内からは参道の向こうに中央道。
その遥か彼方に南アルプスが望めました。
(撮影日:2014年5月4日)
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中央道の飯田山本インターより少し北寄り、中央道の西側に鎮座。
高速道路のたもとから参道が続いています。
一の鳥居は上の画像。
二の鳥居。
そして三の鳥居から石段が続きます。
由緒書き。
これによると創建は天授2(1376)年となっています。
信濃宮と呼ばれる後醍醐天皇の御子宗良親王ゆかりの神社ということで
元号も南朝のものを使用しているのですね。
ご祭神は誉田別八幡神。
相殿として建御名方諏訪神と健速素戔男津島神。
境内には御柱も立っています。
根元からくねっと曲がったまま伸びている松の木がすごいですね。
社務所。
拝殿。
本殿。
拝殿の向拝にいるのは、、、鬼子?
津軽で見かけたような鬼の面容ではないですけどね。
同社の秋季大祭は裸祭りであるようなので、
それに何らかの関係があるのでしょうか。
同じく拝殿の木鼻にいる狛犬たち。
ユニークな表情をしています。
そして本題の参道狛犬。
建立年不明のはじめちゃん。
阿吽が左右反対に座っています。
口が大きく、顔面は平面的。
この地方のはじめちゃんの類型に見られるデザインが
踏襲されていると思われます。
反対配置ながらも吽形の歯を剥き出しにした様子は
安布知神社のお猿さん的狛犬に似た空気を感じますね。
比較的近いエリアですし、あるいは制作の参考にでもされたでしょうか。
この子達は作者はもちろん制作年も不明ですから、
ひょっとすると同じ作者である可能性もゼロではないですしね。
いろんな想像が許されるのも年代モノの狛犬ならではですね。
境内からは参道の向こうに中央道。
その遥か彼方に南アルプスが望めました。
(撮影日:2014年5月4日)
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