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世界遺産を見守る木造の火の見やぐら [火の見櫓(和歌山県)]

新年の初詣は、都合がつけばいつも紀州は天野の里にある丹生都比売神社。
高野山の守護神として古くから崇敬されてきた古社ですが、
世界遺産になってからは一般の参詣も多くなったようで、
この日も初詣客が小雪の舞う中、大勢訪れていました。
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同社についての記事は以前のエントリーをご覧いただければ。。。

そんな世界遺産の神社の境内傍らに、一基の火の見やぐらを発見。
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木造の2本柱を用いた火の見やぐら、火の見はしごですね。

高さは5メートルにも満たない小さなハシゴ型ですが、
トップに装備されている半鐘は立派なものです。
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最上部以外の梯子の段部分は鉄筋が使われています。
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表参道とは別の境内奥へ通じる脇の出入り口になるところにあり、
天野の集落中心から少し離れていることから、
有事の際の中継塔の意味合いがあったのかもしれません。
集落の火災を神社に知らせるためか、あるいはその逆か。。。

塔の向こうに反橋が見えます。
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世界遺産とまではいかずとも、いつまでも大事に残っていてほしい火の見梯子ですね。

(撮影日:2015年1月1日)




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