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商家と土蔵に挟まれ、消防倉庫の上に立つ [火の見櫓(下高井郡)]

長野県下高井郡山ノ内町平穏、沓野の火の見やぐら。
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前エントリーの天川神社より西に向かって下る旧道(?)沿いに立っています。
細い道の両側は古い民家や商家、土蔵などが建ち並び、
さながらどこぞの宿場町にも似たような雰囲気があり、
なかなかいい感じの町並みに火の見やぐらもマッチングしています。
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今でこそ近所に空き地も散見されている現状ですが、
おそらくこのやぐらが出来た当時は建設できる余裕のある土地がなかったのでしょう。
間口が一間半もないような小さな消防倉庫の屋根の上に乗っかるように建てられています。
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消防倉庫の内部を覗いてみると、なかなかレトロなホース車があったり。
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やぐらの構造はいたってシンプルで、スッキリしたデザインです。
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やぐら自体は決して高層ではないものの、一段高い屋根上にあることと
町並みが坂になっていることから、高さの割には見通しはよさそうです。

山火事防止の幕とも相性よくて。
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街路の先に見えるのは、、、妙高山?
意図的か偶然か、山留めになっている街路は好きです。
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いつまで残ってくれるか、末永く地域のシンボルタワーであり続けて欲しいものです。

(取材日:2015年5月4日)



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