湯田中温泉裏路地に立つ火の見やぐら [火の見櫓(下高井郡)]
長野県下高井郡山ノ内町平穏、湯田中温泉裏路地の一角に立つ火の見やぐら。
老舗の温泉旅館が建ち並ぶ温泉街のメインストリートの中ほどから
一本北側の路地へ入った先に立っています。
デザインは4脚柱の整った立ち姿。
蕨手の付いた八角形の屋根に丸型の見張り台。
半鐘が装備されていますが、途中の四角形踊り場にも別の半鐘が備わっています。
脚部の正面側はアーチで、アーチトップに銘板が装着されています。
「湯田中分団
昭和30年12月
施工者 畔上鉄工所」
地面からひとつめの踊り場まで固定された梯子はなく、
側面に木製の梯子が立てかけてありましたが、
やぐらの脚部の一本に足掛けフックも装備されていました。
一段目のブレースはリング式ターンバックルを使用しているものの、
それより上部では山形鋼を用いて交叉部はプレートで固定してあります。
他のサイト情報や現時点(2015年8月現在)のグーグルマップによれば
もともと同じ敷地に消防団詰所があったようなのですが、
自分が取材に出向いた時には敷地にあった建物は解体されてなくなっていました。
詰所が解体されても火の見やぐらを一緒に取り壊すことはなかったようです。
まだいろいろ活用の道があると考えられているのかどうかは分かりませんが、
ひとまずそのまま残されているのは嬉しいことです。
(取材日:2015年5月4日)
老舗の温泉旅館が建ち並ぶ温泉街のメインストリートの中ほどから
一本北側の路地へ入った先に立っています。
デザインは4脚柱の整った立ち姿。
蕨手の付いた八角形の屋根に丸型の見張り台。
半鐘が装備されていますが、途中の四角形踊り場にも別の半鐘が備わっています。
脚部の正面側はアーチで、アーチトップに銘板が装着されています。
「湯田中分団
昭和30年12月
施工者 畔上鉄工所」
地面からひとつめの踊り場まで固定された梯子はなく、
側面に木製の梯子が立てかけてありましたが、
やぐらの脚部の一本に足掛けフックも装備されていました。
一段目のブレースはリング式ターンバックルを使用しているものの、
それより上部では山形鋼を用いて交叉部はプレートで固定してあります。
他のサイト情報や現時点(2015年8月現在)のグーグルマップによれば
もともと同じ敷地に消防団詰所があったようなのですが、
自分が取材に出向いた時には敷地にあった建物は解体されてなくなっていました。
詰所が解体されても火の見やぐらを一緒に取り壊すことはなかったようです。
まだいろいろ活用の道があると考えられているのかどうかは分かりませんが、
ひとまずそのまま残されているのは嬉しいことです。
(取材日:2015年5月4日)
湯田中渋温泉郷の片隅に立つ火の見やぐら [火の見櫓(下高井郡)]
長野県下高井郡山ノ内町平穏、弥勒集会所近くに立つ火の見やぐら。
やぐらといっても電柱に使われるコンクリート柱に鋼製の梯子を取り付け、
頂部には半円形の見張り台が設置されています。
まあ、かなり近年になってからの建設だったでしょうから、
見張り台というより半鐘を安全に叩くための足場という程度でしょうけれど。
脚部の梯子取り付き部には進入禁止のイエローテープを巻きつけ、
悪戯で上ろうとする者を抑止しています。
消防団の人たちは今でも半鐘を使用しているのでしょうかね?
湯田中渋温泉郷は志賀高原の入口にある有名な温泉地。
このやぐらの立つ場所は中心街から少し離れていますが、
街区にはほかにも何基か火の見やぐらが立っていて、
木造家屋の密集する古い温泉街を見守り続けてきた様子を見ることが出来ました。
このあとのエントリーでその一部を紹介します。
(取材日:2015年5月4日)
やぐらといっても電柱に使われるコンクリート柱に鋼製の梯子を取り付け、
頂部には半円形の見張り台が設置されています。
まあ、かなり近年になってからの建設だったでしょうから、
見張り台というより半鐘を安全に叩くための足場という程度でしょうけれど。
脚部の梯子取り付き部には進入禁止のイエローテープを巻きつけ、
悪戯で上ろうとする者を抑止しています。
消防団の人たちは今でも半鐘を使用しているのでしょうかね?
湯田中渋温泉郷は志賀高原の入口にある有名な温泉地。
このやぐらの立つ場所は中心街から少し離れていますが、
街区にはほかにも何基か火の見やぐらが立っていて、
木造家屋の密集する古い温泉街を見守り続けてきた様子を見ることが出来ました。
このあとのエントリーでその一部を紹介します。
(取材日:2015年5月4日)