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火の見櫓(福島県) ブログトップ
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スリムな三本脚 [火の見櫓(福島県)]

喜多方市慶徳町山科、山崎の火の見櫓。
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取材中に出会ったタワー型の火の見櫓は多くが4本脚でしたが、
今回のものは3本脚。
でも情報によればけっこう3本脚も少なくないようなので、
たまたま縁がなかっただけかもしれません。
次回この地を再訪する際には狛犬だけでなく、
火の見櫓も所在情報をチェックして訪れたいと思います。
2012.08.15.yamashina2.JPG
会津板下から喜多方方面へ通じる県道沿いに立っているこの櫓はスリムで、
直線道路の先、カーブの脇にあって背丈もあるので遠くからでもけっこう目立ちます。
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見張り台は正6角形。
半鐘は見張り台ではなく張り出し型の踊り場に。
木槌も備わっているようですが、まだ使われているでしょうか。

これが今回の福島ツアーで最後に取材した火の見櫓。
ツアーの出だしは脳内火の見櫓感知センサーも慣れない地域に戸惑ってましたがww、
初日の午後以降は感も冴えてけっこういろんなタイプを発見できました。
まだまだいろんな櫓が残っているので、また再訪が楽しみです。

(撮影日:2012年8月15日)


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道路元標と共に立つ火の見櫓 [火の見櫓(福島県)]

福島県河沼郡会津坂下町、塔寺の火の見櫓。
2012.08.15.toudera2.JPG
前エントリーの心清水八幡神社の程近い場所、
越後街道の国道49号に対する旧道のような路線沿いにあります。
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隣家の壁色と消防団詰所のシャッターの色に合わせたかのような色具合。
デザイン的というより単に防錆塗装だと思いますが、錆ではなく最初から赤色のようです。
背丈はさほどではなく、踊り場はなし。
見張り台は三角形を面取りしたような変則6角形。
半鐘はあるものの、現在使用されているかどうか。
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足元には道路元標があるのですが、記銘は“八幡村”。
昭和30年に会津坂下町として合併するまで存在した村のようです。
昔からの村の中心地ということですね。

心清水八幡神社のすぐ近くと書きましたが、
同じようにこの火の見櫓の近所に恵隆寺と呼ばれる古刹があります。
2012.08.15.toudera6.JPG
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立木観音とも呼ばれ、観音堂は重要文化財の指定を受けています。
堂内には42脾の千手観音像があり、これもまた重要文化財指定。
会津ころり三観音のひとつだそうです。(→参照:ウィキペディア「会津ころり三観音」

(撮影日:2012年8月15日)


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重伝建地区の大内宿に立つ火の見櫓 [火の見櫓(福島県)]

昨年8月に実施した福島の旅では、
基本として狛犬の探訪ポイント(神社)のみ事前調査して、
火の見櫓についてはその道すがら見かけたものだけを調査するという
いわば行き当たりばったり的な感じだったわけですが、
そのなかで唯一例外的にこれだけは外せないと決めていた火の見櫓があります。

それがこの、大内宿に立つ火の見櫓。
2012.08.14.oouchijuku1.JPG
大内宿は会津西街道の宿場として発展。
近代以降は主要幹線ルートから外れたために近代化が遅れ、
それが結果として優れた民家建造物群を宿場全体で残る結果を生み、
現代では国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
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とくにこの宿場が特徴的なのは茅葺屋根の民家が軒を連ねていること。
江戸中期にはすでに他の街道との物流ルートとしての競合があったようで、
大内宿は厳密な宿場町というより半農半宿という感じだったようです。
(以上、ウィキペディア参照(^^;)

で、本題の火の見櫓。
2012.08.14.oouchijuku2.JPG
訪問日がお盆休暇の真っ只中で、大勢の観光客で賑わっていますが、
火の見櫓にカメラを向けて何枚もシャッターを切っているのは、
まあよほどの変わり者しかいないでしょうww
でも、自分が地べたに這いつくばるようにしてカメラを火の見櫓に構えていたら、
街道の背景と火の見櫓の構図が気になったらしい人が
同じように火の見櫓にカメラを向けてシャッターを切っていました。
さりげなく、ヤグラー啓蒙活動を実践した気分の自分(^^)v
2012.08.14.oouchijuku4.JPG
ここの櫓も4本脚で、この地方のスタンダードなタイプですが、
なにより色を黒く塗り仕上ているところが重伝建の大内宿らしいですね。
街道の雰囲気にぴったり嵌っています。
2012.08.14.oouchijuku16.JPG
銘板がしっかりしていて、
「第七分団 昭和41年 林鉄工所 栃木県大田原市」
とあります。
やはり、ここでも林鉄工所の名前が(^^;;
なので見張り台や踊り場の手摺、頭頂部などが毎度おなじみ装飾的ですね。
2012.08.14.oouchijuku3.JPG
スピーカーの数が目立つのは通常ならデザイン的にはマイナス要素ですが、
大内宿の持つ特徴を考えると致し方ないかなとの思いも抱きつつ、
半鐘がスピーカーや防災サイレンなどに囲われてしまっている様子が
いかにも現代の火の見櫓事情を象徴しているかのようで、
せっかく江戸時代の雰囲気を残す町並みなのだから、
例えば朝夕に半鐘を鳴らして時の鐘みたいに活用すると面白いのにとか、
そういう下世話なことを考えてみたりもして。
2012.08.14.oouchijuku18.JPG
火の見櫓だけでなく、消火栓も黒塗りで景観調和。

まあ、なんにしても古いまちなみとのマッチングはピッタリです。
今度は冬景色の頃に訪問したいなと思いました。
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(撮影日:2012年8月14日)


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樹木に囲まれてしまった火の見櫓 [火の見櫓(福島県)]

福島県岩瀬郡天栄村岩瀬湯本温泉の入口付近に立つ火の見櫓。
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国道から一段上がったところに立っているのですが、
肝心の集落側が樹木に覆われてしまっています。
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純粋な火の見の役割が損なわれかねないところですが、
櫓が建設された時点では後方の巨木以外はまだ枝を張っていなかったのかも。

櫓自体はこの近隣では標準的な4本脚ですが、
もうメンテナンスは施されていないのか、錆がけっこう目立っていて
屋根も一部破損している様子なのが残念です。
2012.08.14.iwaseyumoto3.JPG
踊り場を支える方杖が附属しているのは比較的少数派なのですが、
多くの場合は直線型。ここのように曲線型なのは珍しいタイプなので、
ちょっとしたことですが、その意味でもちょっと惜しい火の見櫓ではないかなと。
(同地区周辺では他にも曲線方杖はあるようですが、自分はまだ実地調査していません。)

(撮影日:2012年8月14日)


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移設されて化粧直ししてもらった火の見櫓 [火の見櫓(福島県)]

福島県岩瀬郡天栄村滝上の火の見櫓。
2012.08.14.takigami2.JPG
須賀川市から南会津の大内宿方面へと抜ける国道118号沿いに立っていました。

旅も二日目半ばになると相当数の火の見櫓を目にして、
当然ながら地域性もあって似たり寄ったりのスタイルのものが多く
この時点でさすがに食傷気味になっていたところでしたが、
この滝上の火の見櫓はその端正な美しさに思わず見とれてしまいました。
2012.08.14.takigami1.JPG
全体のデザインは近隣のものと大差ないのですが、
最近になって化粧直ししたであろう外装は日の光を受けて輝いていて。

道路向かいの民家の方にヒアリングしてみると、
近年までは別の場所にあって、現在地に移築したのだそう。
おそらくそのときに塗り直しを行ったのでしょうかね。
2012.08.14.takigami4.JPG
すっきりして見えるのは、やはりスピーカーと防災無線アンテナがないため。
防災サイレンは見張り台にありますが、この程度なら目立たないので◎。
代わりに半鐘は踊り場に固定されていましたが、
これが見張り台にしっかりあればさらに高得点ですが、贅沢は言いません。
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消防団倉庫と一体の、山間部の火の見櫓は小さな集落の守り神ですね。
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(撮影日:2012年8月14日)


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役場の敷地に立つ火の見櫓 [火の見櫓(福島県)]

福島県石川郡石川町、町役場前の火の見櫓。
2012.08.13.ishikawa-yakubamae2.JPG2012.08.13.ishikawa-yakubamae1.JPG
駐車場の片隅なので、役場の敷地内になるのかなと思いますが。

すでに半鐘は取り外されている模様。
2012.08.13.ishikawa-yakubamae9.JPG
例によって大田原市の林鉄工所製作で、
銘板も例によって正確な製作年と分団番号が入っていない
ユーティリティータイプ。
同じプレートを数多く作っておいて
場所に応じて必要な数字を書き加えるようにしてあるのだろうけれど、
文字が消えてしまったのか、あるいは最初から書かれずにいたのか。
数字を加筆したものは今回のツアーではまだお目にかかっていません。
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役場に隣接して、石都々古和気神社があります。
神社の詳細は次のエントリーに記すとして、
参道の石段から眺めた火の見櫓と石川町の様子の写真を。
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あと、町の中心を流れる今出川を挟んだ対岸にある
神社の御仮屋ということらしく、狛犬も鎮座しています。
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2012.08.13.ishikawa-yakubamae3.JPG
なかなかいい感じの眺めだと思います。

(撮影日:2012年8月14日)


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八幡神社の狛犬が見つめ続ける火の見櫓 [火の見櫓(福島県)]

福島県石川郡石川町赤羽新宿の火の見櫓。
2012.08.14.akahane02.JPG
前回エントリーの八幡神社
その狛犬がじっと見つめ続けている(?)のが、この火の見櫓。
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とうとう狛犬にまで火の見ヤグラーが出現したか(^^;

ただ、魅了するというにはちょっとメンテナンスの状態が寂しい。
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デザインはこのあたりでよく見かける、4柱脚型のスリムタイプで
悪い印象はないのだけれど。。。

スピーカーや防災無線アンテナが付属しておらず、避雷針も曲がっていない。
ホース干し用(?)のアングルも左右対称に設置されてバランスもいい。
2012.08.14.akahane03.JPG
踊り場の装飾も整ったデザインだし、いいのだけれど・・・
2012.08.14.akahane04.JPG
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これで錆がどうにかなって再塗装が施されれば、
すごく美しい火の見櫓に変身できると思うのだけれどなぁ。

(撮影日:2012年8月14日)


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白河市のまちなかに立つ火の見櫓 [火の見櫓(福島県)]

福島県白河市年貢町の火の見櫓。
2012.08.14.nengumachi1.JPG
車で移動中に偶然みつけたもの。
市街地の幹線道路で車を止める場所も見つからず、
雨が強くて降りてゆっくり鑑賞するモチベーションもあがらず、
撮った写真は運転席の窓を開けてシートに座ったまま撮ったこの一枚だけ。

スタンダードな4本脚。
相変わらず手摺の装飾は豊かですので、
やはりあの鉄工所かな?

お寺だか神社だかの参道脇に立っています。

(撮影日:2012年8月14日)


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スタンダード4本脚タワー型 [火の見櫓(福島県)]

福島県郡山市三穂田、川田東地区の火の見櫓。
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この辺ではスタンダードな4本脚。
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銘板の文字は分団名がかすかに読み取れる程度で
鉄工所の名前は不明だけれど、なんとなくデザインからの推測だと
大田原市の林鉄工所のような気がする。(違ってたらごめんなさい。。。)
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とにかく今回の旅で一番よく見かけたのが、林鉄工所の火の見櫓。
隣県とはいえ、ここまで他県に進出している鉄工所も珍しいと思う。
それぞれの地域にも火の見櫓を製作可能な鉄工所はあったと思うのだけれど、
なにか背景事情があるのかな?

(撮影日:2012年8月14日)


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半鐘のない、立派なタワー [火の見櫓(福島県)]

福島県郡山市安積町成田の火の見櫓。
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立派な4脚柱のタワー型ですが、
踊り場に半鐘用の小屋根がついてるけれども、
すでに半鐘自体は取り外されている様子。
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2012.08.14.asaka3.JPG
2012.08.14.asaka4.JPG
見張り台にもなかった・・・と、思うけれど、
記憶が定かではないなぁ。

全体の高さも立派だけど、
ホース干しのウインチも立派なのがついてました。

(撮影日:2012年8月14日)


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