SSブログ
火の見櫓(上伊那郡) ブログトップ
- | 次の10件

電波塔とコラボする火の見櫓 [火の見櫓(上伊那郡)]

上伊那郡辰野町、小野下町の火の見櫓。
2013.01.06.onosimomachi2.JPG
プロポーションがいいですね。

近所に明倫館という近代建築遺産が建っています。
2013.01.06.onosimomachi6.JPG
明治36年(1903)に「明正学校」として建設された建物で、
のちに旧小野村役場としても活用されたそうですね。
明倫館という名称になったのは昭和50年。
建物前には大正14年建立の道路本標が立っています。
2013.01.06.onosimomachi7.JPG
現在建物は青少年育成道場ということで、各種の教室などに活用されているようです。

この明倫館のある方向から火の見櫓を見ると
南方に立つNTTの電波塔とコラボする画像となります。
2013.01.06.onosimomachi5.JPG
見た目の美しさという比較が許されるならば、やはり火の見櫓に軍配が。。。

細部のデザインは先の記事で紹介した辰野スタンダードともちょっと違いますね。
2013.01.06.onosimomachi3.JPG
2013.01.06.onosimomachi4.JPG
屋根の庇を波型にしたり、真四角の見張り台に付く手摺の装飾も凝っていますし、
足元はブレースの納めではなくトラスにアーチを付加したデザイン。

一部塗装の剥げかかっているところもありますが
全般には美しさを保っていて、お日様の光に輝いていました。
2013.01.06.onosimomachi1.JPG

(撮影日:2013年1月6日撮影)


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

辰野のティピカルな火の見櫓 [火の見櫓(上伊那郡)]

上伊那郡辰野町小野上町の火の見櫓。
2013.01.06.onouemachi3.JPG
国道153号から脇道に入り、道路より一段高くなった場所に立っています。
2013.01.06.onouemachi5.JPG
とくに東南方向への見通しはよいでしょうね。
2013.01.06.onouemachi1.JPG
道路脇に並ぶ庚申塔など石碑とのコラボもいい感じ。

2013.01.06.onouemachi2.JPG
4本脚のタワーですが、この類型のデザインが
辰野町スタンダードともいっていいほどよく見かけるタイプ。

脚部=タワー下端部をトラスではなくブレースで四方全部納めるのも
辰野町でよく見受けます。
見張り台は基本は四角ですが面取りしているで、
変則的な8角形になっているのもこの地域のティピカルなデザイン。

あとは梯子の設置方法(タワー外部か内部上がりか、など)や
屋根の庇のデザインなどに微細な違いが見られる具合ですね。

ちなみにこの火の見櫓から川を挟んだ南側にあるのが、
銘酒「夜明け前」を醸造する小野酒造店です。
2013.01.06.onouemachi4.JPG


もう一基、同じ路地をもう少し入った先に立つ火の見櫓。
2013.01.06.onoyasumito1.JPG
小野休戸公民館脇に立っています。

傍らに防災無線アンテナ&スピーカー塔があり、見る方向によっては
スピーカーが火の見櫓の屋根に乗っているかのような錯覚に陥ったりもします。
2013.01.06.onoyasumito2.JPG

そういえば辰野ではアンテナやスピーカーを火の見櫓に設置するのではなく、
独立して柱を建てて設置しているのをよく見かけました。
安曇野では既存の火の見櫓で代用しているのが普通のようなイメージなので、
むしろこの辰野の火の見櫓とスピーカー塔の関係が新鮮に感じました。
これも辰野のティピカルな風景なのでしょうね。

(撮影日:2013年1月6日)


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

消防車の出初式出動に遭遇 [火の見櫓(上伊那郡)]

上伊那郡辰野町小野の火の見櫓。
2013.01.06.ono1.JPG
三州街道である国道153号沿い、小野駅近く。
辰野町消防団の第一分団本部の一部として立っています。

2013.01.06.ono2.JPG
2013.01.06.ono3.JPG
櫓としてのデザインもいいですが、建物とのバランスがいいですね。
梯子は2階の踊り場から始まるような納まり。

2013.01.06.ono4.JPG
辰野町の火の見櫓の脚部は四方にブレースの入ることが多いですが、
建物との関係上、他地域のそれと同じようにトラスを組んでいます。

イルミネーションの飾りが確認できます。
夜間はピカピカと輝いているのでしょうかね。

消防車が屋外に出ているのは、この日これから出初め式があるため。
この後、辰野のまちなかでパレードに遭遇しましたが、その件は別のエントリーにて。

(撮影日:2013年1月6日)


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

足元が気になる [火の見櫓(上伊那郡)]

上伊那郡辰野町小野筑の火の見櫓。
2013.01.06.onochiku1.JPG
JR小野駅から程近い集落のなかに立っています。
2013.01.06.onochiku2.JPG
2013.01.06.onochiku3.JPG
スタイルは4本脚型のこの辺ではよく見かけるデザイン。
背丈はさほどではないですが、集落内とはいえ周囲に高い建物がないので
この程度がかえって周囲とのバランスが良いように思われます。

ところで気になるのは足元の納まり。
2013.01.06.onochiku4.JPG
コンクリートで四方を囲っているのですが、こういうのは初めて見ます。
貯水槽でもあったのか、倉庫なりがあった名残なのか…。
情報求む。。。
2013.01.06.onochiku5.JPG

(撮影日:2013年1月6日)


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域
- | 次の10件 火の見櫓(上伊那郡) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。