遠野らしい(?)、陶器製の河童狛犬 [狛犬・寺社(岩手県)]
岩手県遠野市上郷町細越佐野、日出神社。
遠野市の郊外、国道283号線を釜石方面に向かう途中に参道入口があります。
仙人峠道路の脇を行く未舗装の林道を車で走行すると、
山中にいきなり境内が出現します。
拝殿前に狛犬一対。
昭和16年11月17日建立。
陶器製です。
しかも、河童アタマ。
遠野といえば遠野物語やカッパ淵に代表されるように
河童伝説で有名な土地柄。
やはり狛犬もカッパに似せて、ということなのでしょうか。
本殿と拝殿。
本殿までは山の傾斜を利用した廊下でつながっている模様。
日出神社は遠野市が認定した遠野遺産に登録されています。
地域の宝をこどもたちに伝えて行きたいという思いから
平成19年より始まった制度だそうです。
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/35,13258,162,html
(遠野遺産の認定)
(撮影日:2013年8月13日)
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遠野市の郊外、国道283号線を釜石方面に向かう途中に参道入口があります。
仙人峠道路の脇を行く未舗装の林道を車で走行すると、
山中にいきなり境内が出現します。
拝殿前に狛犬一対。
昭和16年11月17日建立。
陶器製です。
しかも、河童アタマ。
遠野といえば遠野物語やカッパ淵に代表されるように
河童伝説で有名な土地柄。
やはり狛犬もカッパに似せて、ということなのでしょうか。
本殿と拝殿。
本殿までは山の傾斜を利用した廊下でつながっている模様。
日出神社は遠野市が認定した遠野遺産に登録されています。
地域の宝をこどもたちに伝えて行きたいという思いから
平成19年より始まった制度だそうです。
http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/35,13258,162,html
(遠野遺産の認定)
(撮影日:2013年8月13日)
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モデルは宇宙人!? [狛犬・寺社(岩手県)]
釜石市釜石定内町、荒神社。
釜石の港方面から遠野市方面へ走り、
釜石駅を通り過ぎて少し走ったあたりの山麓に鎮座。
小さな小さな境内ですが、昼間なのに薄暗くて
撮影は困難を極めました。。。というのは大げさで、
単純に露出の失敗。
あとで画像チェックするとけっこうピンボケが多くてかなりショック。
エントリーやめようかとも思ったのですが、
この宇宙人顔はどうしてもアップしたかったので。
なかなかいないです、こういう顔つきの子は。
それだけにこのピンボケっぷりがなんとも悔しい。。。
またいつかリベンジで再訪する機会があるかな?
釜石、、、遠いな(-_-)
(撮影日:2013年8月13日)
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釜石の港方面から遠野市方面へ走り、
釜石駅を通り過ぎて少し走ったあたりの山麓に鎮座。
小さな小さな境内ですが、昼間なのに薄暗くて
撮影は困難を極めました。。。というのは大げさで、
単純に露出の失敗。
あとで画像チェックするとけっこうピンボケが多くてかなりショック。
エントリーやめようかとも思ったのですが、
この宇宙人顔はどうしてもアップしたかったので。
なかなかいないです、こういう顔つきの子は。
それだけにこのピンボケっぷりがなんとも悔しい。。。
またいつかリベンジで再訪する機会があるかな?
釜石、、、遠いな(-_-)
(撮影日:2013年8月13日)
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昭和生まれのはじめちゃん [狛犬・寺社(岩手県)]
大船渡市三陸町越喜来鬼沢、市杵嶋神社。
三陸鉄道南リアス線の甫嶺駅から少し南下したあたりにあり、
リアス線の高架沿いに一の鳥居が立っています。
大船渡市街エリアから直線距離はさほど離れていないのですが、
市街地から神社のある地区までは山間部の曲がりくねった道を
けっこう長い時間走行することになりまして。
なかなか距離感がつかめませんでした。
で、神社。
リアス線高架をくぐるとすぐに二の鳥居があって、
登山道のような参道を登ります。
っていうか、階段の段が木の根っこ出来ているという。。。
上りきって境内。
拝殿前に一対の小ぶりな狛犬。
スタイルは普通に括るとすれば、はじめちゃんの類型。
でも建立はなんと昭和16年。
台座に年代が刻まれていたのですが、本体台座一体なので
台座のみ昭和に新調というわけではないです。
表情は独特ですが、この地方ではこうした個性的なデザインが多いような気がします。
とくにここのように、一見するとはじめちゃんなんだけれども、
じつは年代をみるとそうでもないんだよ、というタイプも少なくないようです。
侮れない、岩手の狛犬たちです。
(撮影日:2013年8月13日)
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三陸鉄道南リアス線の甫嶺駅から少し南下したあたりにあり、
リアス線の高架沿いに一の鳥居が立っています。
大船渡市街エリアから直線距離はさほど離れていないのですが、
市街地から神社のある地区までは山間部の曲がりくねった道を
けっこう長い時間走行することになりまして。
なかなか距離感がつかめませんでした。
で、神社。
リアス線高架をくぐるとすぐに二の鳥居があって、
登山道のような参道を登ります。
っていうか、階段の段が木の根っこ出来ているという。。。
上りきって境内。
拝殿前に一対の小ぶりな狛犬。
スタイルは普通に括るとすれば、はじめちゃんの類型。
でも建立はなんと昭和16年。
台座に年代が刻まれていたのですが、本体台座一体なので
台座のみ昭和に新調というわけではないです。
表情は独特ですが、この地方ではこうした個性的なデザインが多いような気がします。
とくにここのように、一見するとはじめちゃんなんだけれども、
じつは年代をみるとそうでもないんだよ、というタイプも少なくないようです。
侮れない、岩手の狛犬たちです。
(撮影日:2013年8月13日)
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幸せの黄色いほっかむり [狛犬・寺社(岩手県)]
大船渡市赤崎町、八坂神社。
ここもまた、海岸から程近い高台に建つ神社。
こうした高台の神社は古くから津波などに対する避難所として
機能していたであろうことは想像に難くないところです。
麓の道路から始まる石段の上がり口に一の鳥居。
石段を上がりきったところに立つ二の鳥居。
そしてその足元に狛犬が一対いました。
建立年は不明のちっちゃな子達。
黄色いほっかむりが印象的ですが、
もともとの表情もずいぶん個性的です。
横置きですが顔は90度振って真正面に向いています。
ちょっと失礼してほっかむりを外させてもらいました。
阿形は宝珠かと思います。
吽形は角というよりお侍さんの髷のようなデザインです。
変わったデザインの尻尾の脇に石工の名が彫られているようですが、
名前までは識別できませんでした。
鳥居をくぐったところにいる平成7年12月建立の岡崎現代型。
はちまきが何気に似合ってます。
境内の様子。
摂社が並ぶ最奥に本殿と拝殿が建っています。
拝殿横にいらっしゃった恵比寿様。
手には釣竿を握り締め、頭はやはり黄色いはちまき。
境内から望む大船渡の湾の風景はおだやかでした。
(撮影日:2013年8月13日)
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ここもまた、海岸から程近い高台に建つ神社。
こうした高台の神社は古くから津波などに対する避難所として
機能していたであろうことは想像に難くないところです。
麓の道路から始まる石段の上がり口に一の鳥居。
石段を上がりきったところに立つ二の鳥居。
そしてその足元に狛犬が一対いました。
建立年は不明のちっちゃな子達。
黄色いほっかむりが印象的ですが、
もともとの表情もずいぶん個性的です。
横置きですが顔は90度振って真正面に向いています。
ちょっと失礼してほっかむりを外させてもらいました。
阿形は宝珠かと思います。
吽形は角というよりお侍さんの髷のようなデザインです。
変わったデザインの尻尾の脇に石工の名が彫られているようですが、
名前までは識別できませんでした。
鳥居をくぐったところにいる平成7年12月建立の岡崎現代型。
はちまきが何気に似合ってます。
境内の様子。
摂社が並ぶ最奥に本殿と拝殿が建っています。
拝殿横にいらっしゃった恵比寿様。
手には釣竿を握り締め、頭はやはり黄色いはちまき。
境内から望む大船渡の湾の風景はおだやかでした。
(撮影日:2013年8月13日)
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はげ頭?な、招き狛犬 [狛犬・寺社(岩手県)]
大船渡市末崎町神坂、熊野神社。
海にも近いですが、周囲の雰囲気は里山の鎮守の杜といった感じ。
境内の内外には、かやなどの天然記念物の樹木が杜を形作っています。
表参道から上ると、階段の上がりきりに一対の狛犬。
寛政11年(1798)10月朔日の建立。
参道狛犬としては比較的古い年代。
なんとなく、坊主頭という印象が強いんですが。
渦巻状の鬣が特徴的ですね。
阿吽ともに前足が片方だけ上げてます。
いかつい顔つきなのに、招き狛犬風が可愛いですね。
本殿と拝殿。
拝殿の鬼瓦が狛犬?
可愛い表情をしていました。
(撮影日:2013年8月13日)
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海にも近いですが、周囲の雰囲気は里山の鎮守の杜といった感じ。
境内の内外には、かやなどの天然記念物の樹木が杜を形作っています。
表参道から上ると、階段の上がりきりに一対の狛犬。
寛政11年(1798)10月朔日の建立。
参道狛犬としては比較的古い年代。
なんとなく、坊主頭という印象が強いんですが。
渦巻状の鬣が特徴的ですね。
阿吽ともに前足が片方だけ上げてます。
いかつい顔つきなのに、招き狛犬風が可愛いですね。
本殿と拝殿。
拝殿の鬼瓦が狛犬?
可愛い表情をしていました。
(撮影日:2013年8月13日)
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フニャッとした表情の狛犬 [狛犬・寺社(岩手県)]
陸前高田市高田町西和野、氷上神社。
沿岸部より2キロほど奥まった集落のなかに鎮座。
津波は神社は到達していないとはいえ、
とうぜん地震被害はあったのではと思われます。
2年半後の今となってはそれは見た目にハッキリとは分かりませんが。
道路から玉砂利の参道を歩くと、やがて石畳に変わり、境内へ。
同社は後背にある氷上山にある奥宮に対する里宮になるそうです。
ご祭神は天照大神、素盞嗚神、稲田姫命。
狛犬は参道途中に一対。
厳つさは感じられず、体躯もさほど大きくなく、
標準的な落ち着いたスタイルですが、
表情はどことなくフニャッとした感じの、所謂ひとつの和み系?
あと、狛犬の背後にある池にこんなのがいました。
立派な拝殿。
このなかに石造の神殿狛犬が居るはずなのですが、
訪れた時刻があまりに早朝すぎて、結界もあって拝むことが叶いませんでした。
もっと遅い時刻にきたら拝観出来たかな?
(撮影日:2013年8月13日)
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沿岸部より2キロほど奥まった集落のなかに鎮座。
津波は神社は到達していないとはいえ、
とうぜん地震被害はあったのではと思われます。
2年半後の今となってはそれは見た目にハッキリとは分かりませんが。
道路から玉砂利の参道を歩くと、やがて石畳に変わり、境内へ。
同社は後背にある氷上山にある奥宮に対する里宮になるそうです。
ご祭神は天照大神、素盞嗚神、稲田姫命。
狛犬は参道途中に一対。
厳つさは感じられず、体躯もさほど大きくなく、
標準的な落ち着いたスタイルですが、
表情はどことなくフニャッとした感じの、所謂ひとつの和み系?
あと、狛犬の背後にある池にこんなのがいました。
立派な拝殿。
このなかに石造の神殿狛犬が居るはずなのですが、
訪れた時刻があまりに早朝すぎて、結界もあって拝むことが叶いませんでした。
もっと遅い時刻にきたら拝観出来たかな?
(撮影日:2013年8月13日)
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ほっかむり狛犬、現る [狛犬・寺社(岩手県)]
陸前高田市竹駒町童子、竹駒神社。
ご祭神は、倉稲魂大神・豊受姫大神。
由緒に拠れば、創建は天平6年(734)。
行基が伏見稲荷より勧請したのが始まりとされています。
沿岸部から奥まった里山に少し入り込んだ場所に鎮座していますが、
参道はかなり長くて境内よりかなり手前の平野部から鳥居が立っています。
もっとも、上の画像の横長なものは二の鳥居にあたるらしく、
これより300mほど手前(沿岸部寄り)に在った一の鳥居は震災の折に津波の影響で
倒壊してしまったようで、残念ながら現在は台座も撤去されて無くなっていました。
情報に拠れば一の鳥居と二の鳥居の中間辺りまで津波が寄せたそうです。
この付近は沿岸部より数キロも内陸になるのですが、
津波は近くを流れる河川を逆上したようです。
境内に近づいた位置に立つ石の鳥居。
そして駐車場になっている広場には大きな松のツインタワー。
石造物が立ち並ぶなか、ここから境内の参道が始まりますが、
その入口両脇には岡崎現代型が一対。
昭和18年(1943)10月28日建立。
赤い布でほっかむりしています。
後に訪ねた神社でも、ほっかむりをした狛犬を見かけました。
情報に拠れば、狛犬のほっかむりは同地方では他にも何対があるようです。
赤色や黄色、柄物に変わることもあるようですが、
この風習はなにが理由なんでしょうね。
「頭に雪が積もると寒かろうて」などというのは笠地蔵にあったお話ですが、
そんなところなら他地方でもありそうなもんですが。
参道の途中には、これまたほっかむりした狐さんが一対。
そして参道の奥には、同社のメイン(?)の狛犬が。
文政7年(1824)建立。
所謂蹲踞型なんですが、デザインが独特です。
正面から見てはかなり細身。
尻尾の張り付いた背中はゆるやか&滑らかなカーブを描き、
身体全体は細長い楕円を4分の1カットしたような寸法です。
ほっかむりをしていても表情がユニークなのが分かりますが、
少しだけお許しいただいてほっかむりを外させてもらうと
小さな角がついているのが分かりました。
境内ではご他分に漏れず多くの灯篭や石碑などが震災時に倒壊し、
この狛犬も阿形のほうが倒れてしまっていたたようなのですが、
幸い目立った損傷もなく、そのまま同じ位置で無事に立ち直ったようです。
ユニークなのは狛犬だけではなく、
立派な拝殿にはたくさんの鈴がぶら下げられていました。
幾人もの人が何かの記念に奉献されたのでしょうかね。
本殿は覆屋で密閉されていて詳細は不明。
そしてその背後には数社の境内摂社が並んでいます。
そのセンターにある社は頑強な石の垣根(壁?)に囲われていました。
境内奥に立つご神木が立派です。
麓からの参道も長く、境内も広く、そしてきれいに整備がされていました。
地元の崇敬が厚い神社であることがよく分かりますね。
(撮影日:2013年8月13日)
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ご祭神は、倉稲魂大神・豊受姫大神。
由緒に拠れば、創建は天平6年(734)。
行基が伏見稲荷より勧請したのが始まりとされています。
沿岸部から奥まった里山に少し入り込んだ場所に鎮座していますが、
参道はかなり長くて境内よりかなり手前の平野部から鳥居が立っています。
もっとも、上の画像の横長なものは二の鳥居にあたるらしく、
これより300mほど手前(沿岸部寄り)に在った一の鳥居は震災の折に津波の影響で
倒壊してしまったようで、残念ながら現在は台座も撤去されて無くなっていました。
情報に拠れば一の鳥居と二の鳥居の中間辺りまで津波が寄せたそうです。
この付近は沿岸部より数キロも内陸になるのですが、
津波は近くを流れる河川を逆上したようです。
境内に近づいた位置に立つ石の鳥居。
そして駐車場になっている広場には大きな松のツインタワー。
石造物が立ち並ぶなか、ここから境内の参道が始まりますが、
その入口両脇には岡崎現代型が一対。
昭和18年(1943)10月28日建立。
赤い布でほっかむりしています。
後に訪ねた神社でも、ほっかむりをした狛犬を見かけました。
情報に拠れば、狛犬のほっかむりは同地方では他にも何対があるようです。
赤色や黄色、柄物に変わることもあるようですが、
この風習はなにが理由なんでしょうね。
「頭に雪が積もると寒かろうて」などというのは笠地蔵にあったお話ですが、
そんなところなら他地方でもありそうなもんですが。
参道の途中には、これまたほっかむりした狐さんが一対。
そして参道の奥には、同社のメイン(?)の狛犬が。
文政7年(1824)建立。
所謂蹲踞型なんですが、デザインが独特です。
正面から見てはかなり細身。
尻尾の張り付いた背中はゆるやか&滑らかなカーブを描き、
身体全体は細長い楕円を4分の1カットしたような寸法です。
ほっかむりをしていても表情がユニークなのが分かりますが、
少しだけお許しいただいてほっかむりを外させてもらうと
小さな角がついているのが分かりました。
境内ではご他分に漏れず多くの灯篭や石碑などが震災時に倒壊し、
この狛犬も阿形のほうが倒れてしまっていたたようなのですが、
幸い目立った損傷もなく、そのまま同じ位置で無事に立ち直ったようです。
ユニークなのは狛犬だけではなく、
立派な拝殿にはたくさんの鈴がぶら下げられていました。
幾人もの人が何かの記念に奉献されたのでしょうかね。
本殿は覆屋で密閉されていて詳細は不明。
そしてその背後には数社の境内摂社が並んでいます。
そのセンターにある社は頑強な石の垣根(壁?)に囲われていました。
境内奥に立つご神木が立派です。
麓からの参道も長く、境内も広く、そしてきれいに整備がされていました。
地元の崇敬が厚い神社であることがよく分かりますね。
(撮影日:2013年8月13日)
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ある意味左右対称(?)な狛犬 [狛犬・寺社(岩手県)]
陸前高田市気仙町湊、鹿嶋神社。
こちらも月山神社同様に高台の上に立っていますが、
月山に比べて沿岸部寄りで、麓はほとんど海岸といってもいい位置になります。
高台の境内へと上る石段は月山神社のそれ以上に長く、ひと汗かきます。
石段途中にある鳥居をくぐり、ようやく拝殿などの建つ境内へ。
拝殿と摂社の稲荷神社。
拝殿向拝の彫り物が素敵で、狛犬も立派です。
その拝殿前に一対の狛犬。
よく見てください。
拝殿に向かって左側の子は顔を拝殿側に向けています。
座り方を向かって右側のものと同じ方向に向けたとすると、
まったく同じ顔の向きを取ることになりますね。
造り手があえてそうしたのか、それとも一対を制作する際に
誤って顔の向きが同じデザインの2体としてしまったのか。
ただし、口元はしっかりと阿吽になっているので、
まったくの瓜二つというわけではなさそうです。
そして、その表情はけっこうユニークな部類に入ると思われ、
髪型はクレオパトラカットの、古い年代によく見かけるデザイン。
大きさも小ぶりで、素朴な親しみの持てる子達ですね。
境内から振り返ると陸前高田の海が一望できました。
2年半前のあの日が嘘のように、真夏の陽光に輝く穏やかな海がそこにありました。
(撮影日:2013年8月13日)
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こちらも月山神社同様に高台の上に立っていますが、
月山に比べて沿岸部寄りで、麓はほとんど海岸といってもいい位置になります。
高台の境内へと上る石段は月山神社のそれ以上に長く、ひと汗かきます。
石段途中にある鳥居をくぐり、ようやく拝殿などの建つ境内へ。
拝殿と摂社の稲荷神社。
拝殿向拝の彫り物が素敵で、狛犬も立派です。
その拝殿前に一対の狛犬。
よく見てください。
拝殿に向かって左側の子は顔を拝殿側に向けています。
座り方を向かって右側のものと同じ方向に向けたとすると、
まったく同じ顔の向きを取ることになりますね。
造り手があえてそうしたのか、それとも一対を制作する際に
誤って顔の向きが同じデザインの2体としてしまったのか。
ただし、口元はしっかりと阿吽になっているので、
まったくの瓜二つというわけではなさそうです。
そして、その表情はけっこうユニークな部類に入ると思われ、
髪型はクレオパトラカットの、古い年代によく見かけるデザイン。
大きさも小ぶりで、素朴な親しみの持てる子達ですね。
境内から振り返ると陸前高田の海が一望できました。
2年半前のあの日が嘘のように、真夏の陽光に輝く穏やかな海がそこにありました。
(撮影日:2013年8月13日)
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陸前高田の恐竜顔(?)狛犬 [狛犬・寺社(岩手県)]
陸前高田市気仙町月山、月山神社。
市街地エリアから程近い、国道45号線に面して鎮座。
境内入口にある由緒板にある文字はかすれて読み取りづらいのですが、
ネットでの情報によれば、ご祭神は月読命、
正治2年(1200)に出羽国の月山神社より勧請したとのことです。
国道脇に立つ鳥居をくぐると、長い石段が待っていて、
それを上りきったところに一対の狛犬がいます。
阿吽が通常と反対になっているのですが、
やはり震災の影響でしょうか、
向かって右になる吽形のベースが破損して一部傾いています。
獅子には見えないですね。
やっぱり恐竜顔といったほうが適切なような。
建立年は不明。
阿形に角、吽形に宝珠が、それぞれの頭の上に乗っています。
デザインとしては整っていますが画一化されたものではなく、
オリジナル性ある個性的なところがいいですね。
今ツアー最初の出会いとしては満足いくものでした。
拝殿と本殿。
境内はとてもきれいに整えられていました。
(撮影日:2013年8月13日)
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市街地エリアから程近い、国道45号線に面して鎮座。
境内入口にある由緒板にある文字はかすれて読み取りづらいのですが、
ネットでの情報によれば、ご祭神は月読命、
正治2年(1200)に出羽国の月山神社より勧請したとのことです。
国道脇に立つ鳥居をくぐると、長い石段が待っていて、
それを上りきったところに一対の狛犬がいます。
阿吽が通常と反対になっているのですが、
やはり震災の影響でしょうか、
向かって右になる吽形のベースが破損して一部傾いています。
獅子には見えないですね。
やっぱり恐竜顔といったほうが適切なような。
建立年は不明。
阿形に角、吽形に宝珠が、それぞれの頭の上に乗っています。
デザインとしては整っていますが画一化されたものではなく、
オリジナル性ある個性的なところがいいですね。
今ツアー最初の出会いとしては満足いくものでした。
拝殿と本殿。
境内はとてもきれいに整えられていました。
(撮影日:2013年8月13日)
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