人目を憚るように鎮まるはじめちゃん

甲府市国母の熊野神社。

往来の激しい幹線道路から路地を入って行った先、
工場や倉庫などが建ち並ぶ先にひっそりと静かに鎮座する旧村社の鎮守神。

こじんまりした境内ですが、氏子さんたちの手によるものでしょうか、
とてもきれいに整えられています。

拝殿前の参道に鎮座する、平成生まれの“しょうわ”が一対。

平成2年11月12日建立。

と、ここまでなら山梨県まで来てここに立ち寄ることはなかったと思います。
この神社に来た目的は、可愛いはじめちゃんの情報を仕入れたためで。

コンクリートブロック塀に加えて鉄条網まで張り巡らされた
バリケード(!?)に囲まれた神殿。
その塀の隙間から中を覗き込むと、、、


いらっしゃいました。

まさしくはじめちゃん。

近寄れないし、写真も小さな隙間の穴から覗き撮りしているので、
あまりいい画像がありません。

年代も不明ですが、おなかが彫り抜かれていないし、けっこう古いでしょう。
でも保存状態はなかなかよさそうです。
目元や口元は彩色されていますし、
氏子さんたちが大切に守り続けてきたのだろうと推察できますね。

（撮影日：2012年10月16日）


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