津軽の越前笏谷石狛犬(熊野奥照神社編) [狛犬・寺社(青森県)]
弘前市田町、熊野奥照神社。
幾つか前のエントリーで同市内の多賀神社に居る越前笏谷石狛犬を採り上げました。
その際、同市内の別の神社にも同じ笏谷石の狛犬が居ると触れましたが、
そのうちの一箇所がこちら。
市の繁華街エリアから北へ車で数分ほど走ったところ。
目と鼻の先に弘前八幡宮が在るという位置関係で同社は鎮まっています。
同社入口の由緒書きは以下の通り(クリックで拡大)
ご祭神は
伊邪那岐神
伊邪那美神
本殿は市内の棟札が残るものとして現存最古の建造物とのこと。
そしてその本殿前に市有形文化財に指定されている狛犬が位置図付きで解説されてまして。
一の鳥居。
参道脇には境内社。
拝殿。
その拝殿脇に信楽焼の蟇蛙さん。
縁起がよいということで、市制百周年記念として奉納されたそうです。
拝殿前に居る岡崎現代型。
昭和16年6月15日建立。にしては新しく見えますね。
そして拝殿を回りこみ、本殿を囲う瑞垣の合間から中を覗き込んでみました。
寛文4年(1664)9月吉日建立。
弘前市内の三大越前笏谷石狛犬です。
いや、三大と付ける意味はあまりないのですが。。。
本殿正面に入れてもらって撮影に成功した人も居るようで、
掃除のおばちゃんに頼んだら見せてくれるという噂があったのですが、
訪れた時間が早すぎたせいか、残念ながら掃除のおばちゃんどころか
人っ子ひとり居ませんでした(涙)
でも瑞垣越しに見ても17世紀半ばの制作だと思えないほどしっかりした
輪郭で保存されているようですね。
当時は海運だったでしょうが、狛犬の流通の歴史を考察する上でも
けっこう貴重な存在といえるかもしれませんね。
(撮影日:2013年8月16日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
幾つか前のエントリーで同市内の多賀神社に居る越前笏谷石狛犬を採り上げました。
その際、同市内の別の神社にも同じ笏谷石の狛犬が居ると触れましたが、
そのうちの一箇所がこちら。
市の繁華街エリアから北へ車で数分ほど走ったところ。
目と鼻の先に弘前八幡宮が在るという位置関係で同社は鎮まっています。
同社入口の由緒書きは以下の通り(クリックで拡大)
ご祭神は
伊邪那岐神
伊邪那美神
本殿は市内の棟札が残るものとして現存最古の建造物とのこと。
そしてその本殿前に市有形文化財に指定されている狛犬が位置図付きで解説されてまして。
一の鳥居。
参道脇には境内社。
拝殿。
その拝殿脇に信楽焼の蟇蛙さん。
縁起がよいということで、市制百周年記念として奉納されたそうです。
拝殿前に居る岡崎現代型。
昭和16年6月15日建立。にしては新しく見えますね。
そして拝殿を回りこみ、本殿を囲う瑞垣の合間から中を覗き込んでみました。
寛文4年(1664)9月吉日建立。
弘前市内の三大越前笏谷石狛犬です。
いや、三大と付ける意味はあまりないのですが。。。
本殿正面に入れてもらって撮影に成功した人も居るようで、
掃除のおばちゃんに頼んだら見せてくれるという噂があったのですが、
訪れた時間が早すぎたせいか、残念ながら掃除のおばちゃんどころか
人っ子ひとり居ませんでした(涙)
でも瑞垣越しに見ても17世紀半ばの制作だと思えないほどしっかりした
輪郭で保存されているようですね。
当時は海運だったでしょうが、狛犬の流通の歴史を考察する上でも
けっこう貴重な存在といえるかもしれませんね。
(撮影日:2013年8月16日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
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