福島が生んだ名工、小松寅吉の傑作狛犬 [狛犬・寺社(福島県)]
白河市東下野出島坂口、鹿島神社。
参道入口に市の文化財指定となっている神殿彫刻の紹介看板があるのですが、
肝心の本殿は覆い屋に囲われて本体を鑑賞できません。
が、狛犬ウォッチャーとして神社巡りをしている者にとって、
この鹿島神社で見たいものといえば、、、
ながーい、雰囲気のある参道を抜けた先に見えてきた拝殿と、、、
石段の上、左右になにやら、、、
いました!
名工・小松寅吉の傑作!
明治36年制作の狛犬。
いや、たんに狛犬という言葉で括るのはもったいないほど立派というか。。。
ため息が出て、訪問時は雨がまだ降っていたのですが、
雨に打たれながら、しばしぼーっと見とれてしまいました。
(逆光になったため、画像がいまひとつでスミマセン。。。)
まさに堂々たる獅子です。
お寺を守る金剛力士像にも引けをとらない守りの構えと顔つきです。
かと思うと、台座から転がり落ちた様子の子獅子が可愛かったりして。
背後から見た様子。
台座より完全にはみ出してますが、安定感はしっかりあります。
構図は大胆ですが、彫りはとても繊細で、体毛の細かな様子までしっかり描写。
小松寅吉は先に紹介した小林和平の師匠でした。
ストイックというべきか、頑固オヤジというべきか、
かなり強烈な個性を持っていた人だったようで、
彼の数多くの作品にその個性は如実に表れています。
略歴など詳しくはウィキペディアに出ていますので、そちらをご参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%AF%85%E5%90%89
8月の福島ツアーは狛犬と火の見櫓を巡る旅だったわけですが、
メインのネタとしては小松寅吉、そして弟子の小林和平、
この両名の作品を巡り鑑賞することでした。
3日間(実質的にはそのうちの半分)のツアーではすべてを訪れることは叶わず。
また再訪したいと思っていますが、さしあたり今回巡り会った狛犬たちを
続けて紹介して行ければと思います。
(撮影日:2012年8月14日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
参道入口に市の文化財指定となっている神殿彫刻の紹介看板があるのですが、
肝心の本殿は覆い屋に囲われて本体を鑑賞できません。
が、狛犬ウォッチャーとして神社巡りをしている者にとって、
この鹿島神社で見たいものといえば、、、
ながーい、雰囲気のある参道を抜けた先に見えてきた拝殿と、、、
石段の上、左右になにやら、、、
いました!
名工・小松寅吉の傑作!
明治36年制作の狛犬。
いや、たんに狛犬という言葉で括るのはもったいないほど立派というか。。。
ため息が出て、訪問時は雨がまだ降っていたのですが、
雨に打たれながら、しばしぼーっと見とれてしまいました。
(逆光になったため、画像がいまひとつでスミマセン。。。)
まさに堂々たる獅子です。
お寺を守る金剛力士像にも引けをとらない守りの構えと顔つきです。
かと思うと、台座から転がり落ちた様子の子獅子が可愛かったりして。
背後から見た様子。
台座より完全にはみ出してますが、安定感はしっかりあります。
構図は大胆ですが、彫りはとても繊細で、体毛の細かな様子までしっかり描写。
小松寅吉は先に紹介した小林和平の師匠でした。
ストイックというべきか、頑固オヤジというべきか、
かなり強烈な個性を持っていた人だったようで、
彼の数多くの作品にその個性は如実に表れています。
略歴など詳しくはウィキペディアに出ていますので、そちらをご参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%AF%85%E5%90%89
8月の福島ツアーは狛犬と火の見櫓を巡る旅だったわけですが、
メインのネタとしては小松寅吉、そして弟子の小林和平、
この両名の作品を巡り鑑賞することでした。
3日間(実質的にはそのうちの半分)のツアーではすべてを訪れることは叶わず。
また再訪したいと思っていますが、さしあたり今回巡り会った狛犬たちを
続けて紹介して行ければと思います。
(撮影日:2012年8月14日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
コメント 0