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新湯田中温泉の火の見やぐら [火の見櫓(下高井郡)]

長野県下高井郡山ノ内町平穏、新湯田中温泉の火の見やぐら。
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湯田中駅前の道を西へと向かうと新湯田中温泉のエリア。
その入口にあたる辻に玉垣額之助碑と称される
地方巡業中に病に倒れてこの地で亡くなった
明治時代の力士を顕彰し弔う石碑があり、
その傍らに立つ消防倉庫の、その屋根上に火の見やぐらは建てられています。
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蕨手のついた八角形屋根に丸型見張り台、
そして四角形の踊り場も含めて相応の大きさをしたもの。
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その割には背丈があまりないので、ずんぐりむっくりな印象もあるのですが、
これが倉庫の屋根ではなく地面から鉄骨で建てられていたのなら
いいバランスのタワーになるのではないかなという感じもします。
半鐘は見張り台にありますが、踊り場には半鐘用の小屋根が残るのみ。

やぐら自体は塗装もさほど目立つ劣化はなく、
屋根もしっかりしている感じですが、
足元の倉庫のほうがどれほどの耐久性を保っているか微妙な感じ。
倉庫の老朽化を名目とした建て直しからのやぐら撤去という
流れが起こりそうで心配なところです。
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(取材日:2015年5月4日)



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