戦後彫られた平和記念の狛犬

福島県石川郡石川町赤羽新宿の八幡神社。

里山の斜面にあるこの辺りに多く見られる神社と違って
所謂ふつうの集落にある神社。
それでも、集落内では比較的標高の高い位置に鎮まっていますが。

狛犬は小林和平さんの作で、昭和22年制作。
飛翔獅子の印象が強い和平には珍しく(?)蹲踞タイプですね。

目玉だけ着色されているのが印象的。
相変わらず子獅子には癒されます(^^)


台座に「平和記念」の文字が制作年から察して感慨深いものがありますね。


拝殿は素朴ないい感じで、境内はとてもきれいに保たれています。

彫刻が素敵な本殿は一間社流造。
覆い屋に守られていました。

帰りがけ、吽形がなにかを見つめている風に見えまして・・・。

子獅子「かあちゃん、なに見てんの？」
母獅子「ん？　ちょっと、あそこの火の見櫓をね・・・。」

ということで、次のエントリー記事に続く・・・。

（撮影日：2012年8月14日）


より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示