辰野のティピカルな火の見櫓 [火の見櫓(上伊那郡)]
上伊那郡辰野町小野上町の火の見櫓。
国道153号から脇道に入り、道路より一段高くなった場所に立っています。
とくに東南方向への見通しはよいでしょうね。
道路脇に並ぶ庚申塔など石碑とのコラボもいい感じ。
4本脚のタワーですが、この類型のデザインが
辰野町スタンダードともいっていいほどよく見かけるタイプ。
脚部=タワー下端部をトラスではなくブレースで四方全部納めるのも
辰野町でよく見受けます。
見張り台は基本は四角ですが面取りしているで、
変則的な8角形になっているのもこの地域のティピカルなデザイン。
あとは梯子の設置方法(タワー外部か内部上がりか、など)や
屋根の庇のデザインなどに微細な違いが見られる具合ですね。
ちなみにこの火の見櫓から川を挟んだ南側にあるのが、
銘酒「夜明け前」を醸造する小野酒造店です。
もう一基、同じ路地をもう少し入った先に立つ火の見櫓。
小野休戸公民館脇に立っています。
傍らに防災無線アンテナ&スピーカー塔があり、見る方向によっては
スピーカーが火の見櫓の屋根に乗っているかのような錯覚に陥ったりもします。
そういえば辰野ではアンテナやスピーカーを火の見櫓に設置するのではなく、
独立して柱を建てて設置しているのをよく見かけました。
安曇野では既存の火の見櫓で代用しているのが普通のようなイメージなので、
むしろこの辰野の火の見櫓とスピーカー塔の関係が新鮮に感じました。
これも辰野のティピカルな風景なのでしょうね。
(撮影日:2013年1月6日)
より大きな地図で 狛犬を巡る火の見ヤグラーな日々 を表示
国道153号から脇道に入り、道路より一段高くなった場所に立っています。
とくに東南方向への見通しはよいでしょうね。
道路脇に並ぶ庚申塔など石碑とのコラボもいい感じ。
4本脚のタワーですが、この類型のデザインが
辰野町スタンダードともいっていいほどよく見かけるタイプ。
脚部=タワー下端部をトラスではなくブレースで四方全部納めるのも
辰野町でよく見受けます。
見張り台は基本は四角ですが面取りしているで、
変則的な8角形になっているのもこの地域のティピカルなデザイン。
あとは梯子の設置方法(タワー外部か内部上がりか、など)や
屋根の庇のデザインなどに微細な違いが見られる具合ですね。
ちなみにこの火の見櫓から川を挟んだ南側にあるのが、
銘酒「夜明け前」を醸造する小野酒造店です。
もう一基、同じ路地をもう少し入った先に立つ火の見櫓。
小野休戸公民館脇に立っています。
傍らに防災無線アンテナ&スピーカー塔があり、見る方向によっては
スピーカーが火の見櫓の屋根に乗っているかのような錯覚に陥ったりもします。
そういえば辰野ではアンテナやスピーカーを火の見櫓に設置するのではなく、
独立して柱を建てて設置しているのをよく見かけました。
安曇野では既存の火の見櫓で代用しているのが普通のようなイメージなので、
むしろこの辰野の火の見櫓とスピーカー塔の関係が新鮮に感じました。
これも辰野のティピカルな風景なのでしょうね。
(撮影日:2013年1月6日)
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