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長い参道の向こうに [狛犬・寺社(安曇野市)]

安曇野市三郷小倉、北小倉の白山社。
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北小倉は安曇野市南東部の西山山麓に広がる集落。
周囲はリンゴの産地として有名なところで、
北小倉集落でもリンゴ農家が多いということです。

北小倉はそのなかで上手村、中村、下村とみっつの小地区に分かれており、
上手と下の地区は集落の別の場所に建つ八幡宮が産土神で、
こちら白山社は中村地区のみの産土神とされています。

ご祭神:白山比咩(菊理媛命)

境内は道路沿いの一の鳥居を過ぎると杉木立のなか長い参道となっています。

ちなみに一の鳥居の扁額には「三社宮」と書かれています。
ゆえにグーグルマップなども三社宮の表記になっています。
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参道両脇には昭和9年(1934)に奉献された48基の石灯籠がずらり。
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拝殿。
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寛延2年(1749)に建てられた年季の入った建物です。

狛犬は岡崎現代型が拝殿前に一対。
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平成2年(1990)10月吉日建立。

本殿。
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一間社隅木入春日造。
天明5年(1785)建て替えの棟札が残っています。
彫刻が立派です。

ご祭神:白山比咩(菊理媛命)。

境内社。
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戸隠社、石尊大権現、神明社。

境内の傍らに、伝説のお池。
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昔々より、池の水を汲み出すと雨が降るといわれ、
旱魃の際に池をかき回して水を汲み出し、神様に祈ると必ず雨が降るといわれています。

画像にはないですが、
同社の舞台(山車)は装飾が立派で、市の有形文化財に指定されています。

山麓の鄙びたお宮ですが、歴史を感じさせる雰囲気がよかったです。
2012.06.03.hakusan4.JPG

(撮影日:2012年6月3日)


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