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墓石のような石碑が並んでました [狛犬・寺社(新潟県)]

新潟県十日町市、芋沢の二社神社。
2013.06.09.imosawa1.JPG
少し前のエントリー記事、芋沢の火の見櫓から
奥に進んだ先に鎮座する神社です。

こじんまりした村の鎮守といった趣きで、
境内の裏手に回ると信濃川の流れが一望できます。
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参道脇にひっそり佇む双体道祖神。
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拝殿。
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境内の隅には年代を感じさせる石造物が並んでいました。
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墓石のような二十三夜塔。
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青面金剛像はけっこう古そうです。
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狛犬さんは居ませんでした。

(撮影日:2013年6月9日)


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昭和初期の凛々しい子たち [狛犬・寺社(新潟県)]

十日町市四日町新田の十二社。
2013.06.09.juunisha1.JPG
前エントリーの祇園社から程近い場所に鎮座。

由緒書きがないため、御祭神その他は不明。
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十二社は全国各地にあって、十日町近辺にも何社もあるようですが、
それぞれに祭神も異なっているみたいで、よく分かりません。

参道入口の鳥居がまだ新しいのは
先代は平成16年10月23日の中越大震災で倒壊し、
翌年に再建されたものだそうです。
2013.06.09.juunisha2.JPG
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昨夏、福島に取材に出向いた際も
東日本大震災によって倒壊した鳥居の様子を何箇所も目にしましたが、
鳥居はその形状から、やはり被災の影響が出やすいものなのでしょうね。

拝殿前の狛犬。
2013.06.09.juunisha6.JPG2013.06.09.juunisha7.JPG
昭和19年12月3日建立。

2013.06.09.juunisha8.JPG
どことなく岡崎の匂いを感じなくもないですが、
シンプルな印象ながらもどことなく凛々しさも感じられます。

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建立年の頃は太平洋戦争の真っ只中で
経済的にも相当厳しい時代であっただろうと思います。
この時期に建立されている狛犬となると、たいていの場合
武運長久、出征兵士の無事を願ってのものであることが多く、
おそらくこの子たちも、残された家族の思いがこめられて
建立されたのかもしれませんね。

(撮影日:2013年6月9日)


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形容しがたい微笑・・・ [狛犬・寺社(新潟県)]

新潟県十日町市、四日町の祇園社。
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住宅街にある境内はとてもきれいに整備されていて、
氏子さんたちがきっちりされているのだろうことがよく分かります。
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拝殿&本殿。
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祇園社ですから、当然ながらご祭神は須佐之男命。
建御名方命も合祀されているそうです。

で、ここはなによりもう、狛犬ファンにとってはこの子たちが。。。
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えーっと、なんていうか、、、表情が、、、えもいわれぬ微笑。
2013.06.09.gionsha12.JPG2013.06.09.gionsha13.JPG

体型はさほど大きくなくて、正直なところ
全体的な彫りもとくに細かいという印象はなく、
どちらかというと淡白といってもいいくらい。
2013.06.09.gionsha10.JPG2013.06.09.gionsha11.JPG
だから顔のつくりだけは突出しているような印象なのですが、
全体の彫りが薄いからこそ、この表情がゾクッとするほど
生きてくるのかもしれないとも思われ。
2013.06.09.gionsha8.JPG2013.06.09.gionsha9.JPG
笑っているように見える子は他でも逢ったことがありますが、
こういう不敵な笑みを浮かべた子を見るのは初めてです。
あと、正面から見ると鬣の様子も、おどろおどろしさを感じさせますね。

じつは昨年秋、日帰り弾丸ツアーで新潟県内の狛犬取材を
おこなったことがあるのですが、長野県方面に戻る途中、
最後の立ち寄り予定だった同社に到着した際には
すでに夕暮れ時も大幅に廻っていて、
すっかり暗くなった境内で初対面を果たし、後ろめたい気もしつつ
遠慮がちに一枚だけフラッシュを焚いて撮影させてもらったのですが。。。
2013.10.07.15.JPG
それが、これ。
やはり、夜に見ると不気味です。

狛犬ファンのウェブサイトでは大御所的存在でもある
『神社探訪・狛犬見聞録』さんの同社狛犬のコメントでは
「笑う」ではなく、あえて「嗤う」と表現。
たしかに、と納得してしまいます(^^;

なんにしても、
この子たちに逢うだけでも十日町まで足を運ぶ価値はあると思います。
2013.06.09.gionsha14.JPG

(撮影日:2013年6月9日+2012年10月7日)


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