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幣殿の囲いがちょっと惜しい・・・ [狛犬・寺社(青森県)]

青森県平川市館山板橋の神明宮。
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ご祭神は天照大神。
旧村社ということのようですが、社号標にある村社の文字は消されてますね。

御由緒略記が境内入口にあるのですが、
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大浦為信ってダレよ?

で、後で調べたら戦国期~江戸初期の武将で
地元津軽弘前藩の初代藩主だそうですが、
こういうローカルな神社だと由緒書きの中身もローカル仕様になって
県外から来た自分のような者だと人名とか地名が理解できないんですよね。
まあ、かといって詳しく書いても長ったらしくなるだけだし、
だいいち読むのが疲れますわな。

参道すぐに二の鳥居があるのですが、その手前には龍柱。
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対であるので〆柱なんでしょうが、龍の彫りがあるのはやはり地域性?

鳥居の脇には一台だけの、台座だけの台座(←なんか変?)があります。
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台座の形から察するに、これにはご神馬が乗せられていて、それはブロンズ像で、
戦争時に金属供出で持っていかれてしまった、、、という筋書きではなかろうかと。
根拠無く書いてますが。

そして、狛犬一対目。
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大正11年(1922)7月16日建立。
津軽でよく見かける半構えです。
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大きな耳が左右につんと広がっているのが特徴的ですね。

拝殿、そして本殿ですが。。。
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先に幣殿としての構造物があるのかどうか判別できなかったのですが、
雪除けであろう遮蔽物のために左右に鎮座する狛犬が分断されています。
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拝殿寄りの小ぶりなほう。
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明治44年(1911)6月15日建立。
正面から拝めないのが残念無念。
全体の大きさに比して尾が大きいのが特徴ですね。

そしてもう一対の大きなほう。
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明治27年(1894)9月16日建立。
彫りは小ぶりのほうに比べてもややシンプルで尾付。
しかもこちらの子は向かって右なのに口を閉じている印象。

ということで、反対側に回って見たところ、、、
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やはり先ほどのものに比べて口は開き気味。
阿吽の配置が通常とは逆ということでしょうか。

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小ぶりなほうの阿吽は通常の配置のようですね。

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引いて見るとこんな感じなんですが、やっぱり阿吽を隔てる壁が。。。
雪国仕様になってしまいますね。

(撮影日:2013年8月14日)


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